GadeninEnglishアプリを入れる
🌹 草花

ラナンキュラスの育て方|植えつけから開花までのコツ

幾重にも重なる花びらが華やかな春の球根花です。乾燥した球根は急に水を吸うと腐るので、湿らせた土で数日かけて吸水させてから植えます。秋に植えて春に咲き、花後に掘り上げて乾燥保存します。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

ラナンキュラスの写真

科: キンポウゲ科属: Ranunculus日当たり: 日なた水やり: 乾いたらたっぷり。過湿を嫌う耐寒性: やや弱い

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

播種・植え付け生育開花

9月の畑仕事を見る

ラナンキュラスの月別の作業を詳しく見る

ラナンキュラスを詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

記録しておきたいタイミング

吸水と植え付けの日

10〜11月に吸水させてから植えます。両方の日付を残しましょう。

開花日

3〜5月。日付を残しましょう。

掘り上げ日

葉が枯れたら掘り上げて乾燥保存します。日付を残しましょう。

ラナンキュラスの球根の吸水と植え付けを詳しく見る

長く咲かせるコツ

ラナンキュラスを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

芽の向きを下にして植える

球根はタコ足状で、とがった側から芽が出ます。爪先を下に向けて置き、2〜3cmの覆土をすると芽が正しく地上へ伸びます。

発芽までは涼しく管理する

20度を超えると球根が傷みます。植え付け後はしばらく日陰の涼しい場所に置き、芽が動いてから日なたへ移します。

つぼみが上がったら追肥する

1株で10輪以上咲かせるため養分の消費が大きく、肥料切れで花が小さくなります。液肥を10日おきに与えると大輪が続きます。

花は茎の付け根で切る

途中で切ると残った茎が腐ります。株元まで手を入れて切れば、次の花茎が伸びる場所が空いて風通しも良くなります。

夜間の冷え込みに当てて咲かせる

花芽は低温で作られます。霜は避けつつ屋外で5度前後の夜に当てると、花茎がしっかり立ち上がり花色も濃く出ます。

ラナンキュラスの栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

  • 草花用の培養土探す言葉「草花 培養土 元肥入り」
    規格の目安
    元肥入り、水はけ重視の配合。14〜25L の袋。
    数量の目安
    8 号鉢 1 個で約 8L、65cm プランターで 12〜15L。

    野菜用より肥料分が控えめで、花を咲かせる草花に合います。まず 1 袋あれば足ります。

  • 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 草花 置き肥」
    規格の目安
    2〜3 か月効く粒状。リン酸の比率が高いもの。
    数量の目安
    8 号鉢に 10〜15g を 2〜3 か月ごと。

    置いておくだけで効くので、水やりのたびに考えずに済みます。

  • 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
    規格の目安
    刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。

    咲き終わった花を摘み続けるかどうかで、花期の長さが変わります。いちばん手に取る道具です。

  • ジョウロ(ハス口付き)探す言葉「ジョウロ 5L ハス口 外せる」
    規格の目安
    容量 4〜5L。ハス口を外せるもの。

    花を濡らさずに株元へ注げます。花に水がかかると、その花は早く終わります。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから足すほうが無駄になりません。
  • 鉢は新品でなくてもかまいません。洗って日に当てれば繰り返し使えます。

ラナンキュラスの病害虫(10

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

うどんこ病

病気一般的な内容

症状 はじめ葉表に白い斑点が点在し、やがて葉全体が白い粉状に覆われる。進行すると葉が黄化・褐変して枯れ上がり、光合成が落ちて生育と収量が低下する。

予防 日当たりと風通しを確保し、混み合った下葉やわき芽を早めに整理する。窒素過多の軟弱徒長を避け、抵抗性品種を選ぶと発生を抑えやすい。

対処 初発の葉は見つけ次第切除して株外へ持ち出す。まん延前に登録のある殺菌剤を葉裏まで丁寧に散布し、同一系統の連用を避ける。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59

菌核病

病気一般的な内容

症状 地際や茎、結球部が水浸状に軟腐し、白い綿毛状の菌糸で覆われる。やがて内部や表面に黒い菌核が形成され、株は萎れて枯死する。

予防 排水を良くし、密植と過湿を避ける。菌核は土中で数年生存するため、被害株は菌核ごと取り除き、イネ科との輪作や深耕を行う。

対処 発病株は周囲の土ごと除去して処分する。発生しやすい時期には登録のある殺菌剤を株元中心に散布する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotinia bulborum、Sclerotinia intermedia、Sclerotinia rubi ほか5

根腐病

病気一般的な内容

症状 細根が褐色〜黒褐色に腐り、株の生育が止まって下葉から黄化する。日中に萎れやすくなり、進行すると株ごと枯死する。

予防 排水性の良い用土と高畝を用い、灌水は表土が乾いてから行う。受け皿に水を溜めず、鉢の連用時は用土を更新する。

対処 発病株は抜き取り、周囲の過湿を解消する。軽症なら灌水を控えて根の回復を待ち、必要に応じ登録のある薬剤を灌注する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Aphanomyces cladogamus、Aphanomyces cochlioides、Cylindrocladium floridanum ほか47

灰色かび病

病気一般的な内容

症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。

予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。

対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2

斑点細菌病

病気一般的な内容

症状 葉に水浸状の小斑ができ、のちに褐色になって周囲が黄化する。果実にも水浸状やかさぶた状の斑点ができ、そこから腐敗が進む。

予防 健全種子・健全苗を用い、同じ科の連作を避ける。雨よけとマルチで泥はねを防ぎ、風通しをよくして結露を減らす。

対処 発病葉・発病果は早めに除去して圃場外へ持ち出し、周囲株に銅剤を予防散布する。作業は葉が乾いた時間帯に行い、雨中や露のある朝の管理を避ける。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acidovorax valerianellae、Burkholderia andropogonis、Herbaspirillum sp. ほか23

ラナンキュラスの病害虫と障害を詳しく見る

記録されている病名(5

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

株枯病植物寄生性線虫立枯症腐敗病葉化病

よくあるトラブル

球根が腐った

急な吸水か過湿です。湿った土で徐々に吸水させ、水はけを良くします。

花が咲かない

寒さ不足か日照不足です。日なたで育てます。

葉が白い粉をふく

うどんこ病です。風通しを良くします。

品種一覧(10

Gadenin の作物マスタに登録されているラナンキュラスの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

1

1

その他8

この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

この記事は広告を含みます。

次に読む

ラナンキュラスについて、続けて読むならこちら。

Gadenin でラナンキュラスを記録すると

作物名に「ラナンキュラス」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

Gadenin 栽培記録アプリ・無料アプリを入れる