基本情報
- 系統・区分
- 豆類・花豆・紫斑/大粒
- 熟期
- 春播き秋どり
- 収穫までの日数
- 約 135 日
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
種子繁殖。大粒で紫斑の花豆。冷涼地向きで煮豆・甘納豆向き。
概要説明
紫花豆はベニバナインゲンのうち朱赤の花を咲かせ、紫の地に黒い斑紋が入る大粒の豆を付ける系統で、北海道や長野県、群馬県の高冷地で古くから作られてきた花豆の代表です。豆は長さ 2.5〜3 センチの大粒で、乾燥豆を戻して煮ると紫黒色の美しい煮豆になります。味はほくほくとして甘みが強く、皮はやや厚めですが煮崩れしにくいので甘納豆や煮豆に向きます。草姿はつる性で 3〜4 メートル伸び、鮮やかな朱赤の花を房状に咲かせるため、観賞用に緑のカーテンとしても植えられます。作型は 5 月中旬から 6 月に播種し、莢が枯れる 9 月下旬から 10 月に収穫する春播き秋どりで、播種から 120〜150 日かかります。冷涼な気候を好み、標高の高い地域で豆がよく付きます。作りやすさは冷涼地では中程度、暖地では花が落ちて実が付かず難しい部類です。注意点は、25 度を超える日が続くと花が落ちること、支柱をしっかり立てること、莢が完全に枯れて豆が硬くなってから収穫すること、収穫後によく乾かして虫が付かないよう保存することです。
紫花豆の特徴
- 朱赤の花と紫地に黒斑の大粒豆のベニバナインゲン
- 北海道や長野などの高冷地の代表的な花豆
- 煮ると紫黒色でほくほくして甘い
- つるが 3〜4 メートル伸び花が観賞になる
- 播種から 120〜150 日で秋どり
- 暖地では花が落ちて実が付きにくい
向いている使い方
- 煮豆や甘納豆に
- おせちや行事食に
- 朱赤の花を緑のカーテンで楽しむ
花豆の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは花豆の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 花豆の種まきと植え付け — 花豆は冷涼な気候を好む大粒の豆です。まく時期と場所の選び方で、夏をこえて莢が付くかどうかが決まります。
- 花豆の水やりと追肥 — 花豆は二十五度をこえると花が落ちます。水を切らさず株元を涼しく保つことが、夏をこえて莢を付けるための手入れになります。
- 花豆の支柱と誘引 — 花豆のつるは三メートル近くまで伸びます。低い支柱では先が余って倒れるので、高さと丈夫さを先に決めておきます。
- 花豆の月別の作業 — 花豆は生育期間の長い豆です。平地では夏に花が落ちるので、秋に莢を付けさせる前提で月ごとの作業を組み立てます。
- 花豆の病害虫と障害 — 花豆の悩みで多いのは、高温による落花と莢に入るメイガの食害です。病気か障害かを先に見分けると対処が決まります。
- 花豆の収穫と保存 — 花豆は莢が茶色く枯れてから採るのが基本です。乾かし方と保存の仕方で、翌年まで持つかどうかが変わります。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「花豆」、品種に「紫花豆」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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