基本情報
- 系統・区分
- 東洋種・固定種
- 熟期
- 中生
- 収穫までの日数
- 約 50 日
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
トゲ種系の昔ながらのタイプ。寒さで甘みが増す。
概要説明
日本ほうれん草は、東洋種のほうれん草の総称で、江戸時代に中国から伝わって各地で選抜されてきた昔ながらのタイプを指し、次郎丸や豊葉などの固定種がこれにあたります。葉は薄くやわらかく、深い切れ込みのある剣葉で、葉柄は細長く、根元が赤みを帯びます。西洋種に比べてえぐみが少なく甘みがあり、寒さにあたるとさらに甘くなるため、おひたしや鍋物にすると東洋種ならではの味が楽しめます。種はトゲのある東洋種特有の形で、発芽に時間がかかるので一晩水に浸けてからまきます。耐寒性が強く、10 月から 11 月まきの秋冬どりで播種後 40〜60 日、草丈 25 センチほどで収穫し、日が長くなるととう立ちしやすいので春まきには向きません。深さ 15 センチほどのプランターでも育ち、条間 15 センチのすじまきで株間 5〜6 センチに間引きます。日本ほうれん草は固定種でべと病などへの耐病性は改良種ほど強くないので、排水のよい場所で作り、播種前に石灰で土の酸度を整えます。
日本ほうれん草の特徴
- 江戸時代に伝わった東洋種ほうれん草の総称
- 薄くやわらかい深い切れ込みの剣葉で根元が赤い
- えぐみが少なく甘みがあり、寒さでさらに甘くなる
- トゲのある種で発芽に時間がかかる
- 耐寒性が強く秋冬どり向き、春まきはとう立ちしやすい
- 固定種で耐病性は改良種より弱い
向いている使い方
- おひたし・ごま和え
- 鍋物・汁の実
- 伝統野菜の栽培
- 自家採種
ほうれん草の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはほうれん草の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ほうれん草の土づくりと酸度 — ほうれん草が育たない原因の多くは酸性土壌です。まく2週間前からの逆算で決まります。
- ほうれん草の種まきと発芽 — 発芽がそろわないのは水と温度と種の性質の問題です。処理と覆土で大きく変わります。
- ほうれん草の間引きと追肥 — 間引きは2回、追肥は本葉3〜4枚が起点。株間と葉色の判断で収量が変わります。
- ほうれん草の月別の作業 — まき時は年に二つの山があります。月ごとにやることと避けることを整理します。
- ほうれん草の病害虫の警戒 — べと病は品種選びで半分決まります。表記の読み方と時期ごとの警戒を整理します。
- ほうれん草の収穫と寒じめ — 採り時は草丈で決めます。冬は寒気に当てる二週間で味が変わります。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ほうれん草」、品種に「日本ほうれん草」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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