基本情報
- 系統・区分
- 次点・アーモンド/世界標準
- 熟期
- 8 月収穫
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
自家不和合性で受粉樹必須。殻が薄く品質良好。開花が早く日本では霜害・梅雨病害に注意。
概要説明
ノンパレルは、アメリカのカリフォルニア州で 19 世紀後半から栽培されている世界で最も生産量の多いアーモンド品種で、輸入される製菓用アーモンドの多くがこの品種です。殻が紙のように薄いペーパーシェルで手で割れるほどで、中身は平たく整った形で皮の色も淡く、品質の基準になっています。花は早咲きで淡いピンクがかった白色です。ノンパレルは自家不和合性で、自分の花粉では実がつかないため、ミッションやカルメルなど開花期の重なる別品種を近くに植える必要があります。日本では開花が早いぶん晩霜に遭いやすく、梅雨の長雨で葉の病気や実の腐りが出やすいため、雨の少ない地域や軒下に近い水はけのよい場所で育てます。樹は直立ぎみに育ち、放任すると 5 メートルを超えますが、剪定で抑えられます。殻が薄いため鳥や虫の被害を受けやすく、果皮が割れ始めたら早めに収穫して乾燥させます。
ノンパレルの特徴
- カリフォルニア産の世界標準品種で、製菓用輸入アーモンドの多くを占める
- 殻が紙のように薄く手で割れるほど
- 中身は平たく整った形で皮の色が淡い
- 自家不和合性のため開花期の合う別品種の混植が必須
- 開花が早く晩霜と梅雨の病害を受けやすい
- 殻が薄いぶん鳥や虫の被害を受けやすい
向いている使い方
- 製菓用に自家栽培する
- 花木として春の花を楽しむ
- 別品種の受粉樹として
アーモンドの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはアーモンドの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- アーモンドの苗の植え付け — アーモンドはモモの仲間で、乾いた土と受粉相手を必要とします。品種の組み合わせと植え穴の作り方をまとめます。
- アーモンドの受粉のコツ — アーモンドはサクラより早く咲き、虫が少ない時期に受粉が必要です。人工授粉の手順と開花をそろえる工夫を説明します。
- アーモンドの冬の剪定 — アーモンドはモモと同じ開心形が基本です。花芽の付き方を知り、実の付く短い枝を残す冬剪定の手順をまとめます。
- アーモンドの月別の作業 — アーモンドの一年は3月の開花と受粉に始まり、梅雨の病気対策を経て8月の収穫で終わります。月ごとの作業を表にまとめます。
- アーモンドの病害虫と障害 — アーモンドはモモと同じ病害虫にかかります。縮葉病、コスカシバ、梅雨の実腐れの見分け方と、雨の多い日本での予防をまとめます。
- アーモンドの収穫と乾燥 — アーモンドは果肉が裂けて殻が見えたら収穫です。採り時の見極め、殻付きでの乾燥、殻割りと保存の方法を説明します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「アーモンド」、品種に「ノンパレル」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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