基本情報
- 系統・区分
- 次点・アーモンド/硬殻系
- 熟期
- 8 月収穫
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家不和合性で受粉樹推奨。硬殻で比較的晩咲き。湿潤地では病害に注意。
概要説明
ミッションは、カリフォルニア州で古くから育てられている硬殻系のアーモンドで、テキサスという別名でも知られています。殻が厚く硬いため中身が虫や鳥の害を受けにくく、日本の湿った気候でも実が守られやすいのが家庭栽培での利点です。中身は小ぶりで丸みがあり、皮の色は濃く、香ばしさが強いので焙煎向きです。ミッションはノンパレルより開花が 1〜2 週間遅く、晩霜の被害を避けやすいことに加え、ノンパレルの受粉樹として長く使われてきました。自家不和合性なので単独では実がつかず、開花期の重なる別品種を近くに植える必要があります。樹は横に広がる樹形で樹勢が強く、剪定で 3 メートルほどに収めます。水はけのよい土を好み、梅雨の長雨では葉の病気が出やすいので風通しを確保します。乾燥には強く、夏の水やりは控えめで構いません。硬い殻を割るには専用のくるみ割りが必要です。
ミッションの特徴
- カリフォルニアの古い硬殻系品種でテキサスの別名がある
- 殻が厚く硬いため鳥や虫の害を受けにくい
- 中身は小ぶりで丸く、皮の色が濃く香ばしい
- ノンパレルより 1〜2 週間遅咲きで晩霜を避けやすい
- 自家不和合性のため別品種の混植が必須
- 横に広がる樹形で樹勢が強い
向いている使い方
- 焙煎して香ばしさを楽しむ
- ノンパレルなど早咲き品種の受粉樹として
- 花木として庭に
アーモンドの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはアーモンドの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- アーモンドの苗の植え付け — アーモンドはモモの仲間で、乾いた土と受粉相手を必要とします。品種の組み合わせと植え穴の作り方をまとめます。
- アーモンドの受粉のコツ — アーモンドはサクラより早く咲き、虫が少ない時期に受粉が必要です。人工授粉の手順と開花をそろえる工夫を説明します。
- アーモンドの冬の剪定 — アーモンドはモモと同じ開心形が基本です。花芽の付き方を知り、実の付く短い枝を残す冬剪定の手順をまとめます。
- アーモンドの月別の作業 — アーモンドの一年は3月の開花と受粉に始まり、梅雨の病気対策を経て8月の収穫で終わります。月ごとの作業を表にまとめます。
- アーモンドの病害虫と障害 — アーモンドはモモと同じ病害虫にかかります。縮葉病、コスカシバ、梅雨の実腐れの見分け方と、雨の多い日本での予防をまとめます。
- アーモンドの収穫と乾燥 — アーモンドは果肉が裂けて殻が見えたら収穫です。採り時の見極め、殻付きでの乾燥、殻割りと保存の方法を説明します。
「ミッション」の苗木を買う
3 つのお店で探す「アーモンド ミッション 苗木」
この品種を記録すると
アプリで作物に「アーモンド」、品種に「ミッション」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。