基本情報
- 系統・区分
- 次点・アーモンド/商用品種
- 熟期
- 9 月収穫
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
自家不和合性で受粉樹推奨。カリフォルニア系商用品種候補。湿潤地では病害に注意。
概要説明
フリッツは、カリフォルニア州で 1960 年代に見出された晩咲きのアーモンド品種で、ノンパレルの受粉樹として大規模な農園で植えられ、単独でも製菓用に流通しています。殻は硬めの半硬殻で、中身は小ぶりで細長く、皮の色が濃いのが特徴です。開花はノンパレルより 1 週間ほど遅く、成熟も遅いため、収穫は 9 月にずれ込みます。フリッツは自家不和合性のため、単独では実がつかず、開花期の重なる別品種を近くに植える必要があります。樹勢が強く、放任すると大きく広がる樹になり、若木のうちからよく実をつけて収量が多いことで知られています。日本では晩咲きのぶん晩霜の害を避けやすい利点がありますが、収穫期が秋雨と重なりやすいので、果皮が割れ始めたら早めに収穫して乾かします。梅雨の多湿による葉の病気にも注意し、水はけと風通しのよい場所を選びます。乾燥には強く、水やりは控えめで構いません。
フリッツの特徴
- 1960 年代にカリフォルニアで見出された晩咲きの商用品種
- 殻は硬めの半硬殻で中身は小ぶりで細長い
- ノンパレルより 1 週間ほど遅咲きで晩霜を避けやすい
- 自家不和合性のため別品種の混植が必須
- 樹勢が強く若木からよく実をつけて収量が多い
- 成熟が遅く収穫が 9 月にずれ込み秋雨に注意
向いている使い方
- 早咲き品種の受粉樹として
- 製菓用に自家栽培する
- 霜の降りる地域の花木兼果樹として
アーモンドの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはアーモンドの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- アーモンドの苗の植え付け — アーモンドはモモの仲間で、乾いた土と受粉相手を必要とします。品種の組み合わせと植え穴の作り方をまとめます。
- アーモンドの受粉のコツ — アーモンドはサクラより早く咲き、虫が少ない時期に受粉が必要です。人工授粉の手順と開花をそろえる工夫を説明します。
- アーモンドの冬の剪定 — アーモンドはモモと同じ開心形が基本です。花芽の付き方を知り、実の付く短い枝を残す冬剪定の手順をまとめます。
- アーモンドの月別の作業 — アーモンドの一年は3月の開花と受粉に始まり、梅雨の病気対策を経て8月の収穫で終わります。月ごとの作業を表にまとめます。
- アーモンドの病害虫と障害 — アーモンドはモモと同じ病害虫にかかります。縮葉病、コスカシバ、梅雨の実腐れの見分け方と、雨の多い日本での予防をまとめます。
- アーモンドの収穫と乾燥 — アーモンドは果肉が裂けて殻が見えたら収穫です。採り時の見極め、殻付きでの乾燥、殻割りと保存の方法を説明します。
「フリッツ」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「アーモンド」、品種に「フリッツ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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