基本情報
- 系統・区分
- 次点・アーモンド/商用品種
- 熟期
- 8 月収穫
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
自家不和合性で受粉樹推奨。商用品種候補。開花期と受粉相性確認が必要。
概要説明
カルメルは、カリフォルニア州で 1960 年代に見出された品種で、ノンパレルの受粉樹として広く植えられ、単独でも製菓用に流通する主要品種の一つです。殻はやや軟らかい半硬殻で、中身は細長く皮の色が中程度、焙煎すると香りがよく、チョコレート菓子やスライスアーモンドの原料に多く使われます。開花はノンパレルとほぼ同時期か少し遅く、両者を隣に植えると受粉相性がよいとされます。カルメルも自家不和合性で、自分の花粉では実がつかないため、ノンパレルや別品種を近くに植える必要があります。樹は直立ぎみで若木のうちからよく実をつけますが、樹齢が進むと枝先が枯れ込む性質が知られており、若い枝を更新するように剪定します。日本では開花期の晩霜と梅雨の多湿が生育の妨げになるため、水はけのよい場所を選び、雨の後は風通しを確保します。乾燥には強く、水やりは控えめで構いません。
カルメルの特徴
- 1960 年代にカリフォルニアで見出された製菓用の主要品種
- 半硬殻で中身は細長く、スライスアーモンドの原料に多く使われる
- ノンパレルと開花期が重なり受粉樹として組み合わせやすい
- 自家不和合性のため別品種の混植が必須
- 若木からよく実をつけるが、樹齢が進むと枝先が枯れやすい
- 乾燥に強く過湿と晩霜に注意
向いている使い方
- ノンパレルの受粉樹として
- 製菓用に自家栽培する
- 春の花木として庭に
アーモンドの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはアーモンドの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- アーモンドの苗の植え付け — アーモンドはモモの仲間で、乾いた土と受粉相手を必要とします。品種の組み合わせと植え穴の作り方をまとめます。
- アーモンドの受粉のコツ — アーモンドはサクラより早く咲き、虫が少ない時期に受粉が必要です。人工授粉の手順と開花をそろえる工夫を説明します。
- アーモンドの冬の剪定 — アーモンドはモモと同じ開心形が基本です。花芽の付き方を知り、実の付く短い枝を残す冬剪定の手順をまとめます。
- アーモンドの月別の作業 — アーモンドの一年は3月の開花と受粉に始まり、梅雨の病気対策を経て8月の収穫で終わります。月ごとの作業を表にまとめます。
- アーモンドの病害虫と障害 — アーモンドはモモと同じ病害虫にかかります。縮葉病、コスカシバ、梅雨の実腐れの見分け方と、雨の多い日本での予防をまとめます。
- アーモンドの収穫と乾燥 — アーモンドは果肉が裂けて殻が見えたら収穫です。採り時の見極め、殻付きでの乾燥、殻割りと保存の方法を説明します。
「カルメル」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「アーモンド」、品種に「カルメル」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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