基本情報
- 系統・区分
- 巨大キャベツ・伝統/漬物
- 熟期
- 晩生
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
非常に大球になる北海道系。漬物向けで、広い株間と長期栽培が必要。
概要説明
北海道で古くから作られてきた巨大キャベツの在来品種が札幌大球です。明治期に導入されたキャベツから選抜された固定種で、球重は8〜10キロ、大きいものは20キロ近くにもなり、ニシン漬けなど北海道の漬物文化とともに受け継がれてきました。葉は厚くて大きく、生食よりも漬物や煮込みに向き、加熱すると甘みが出ます。生育期間が非常に長く、春にまいて秋から初冬に収穫するまで半年以上かかり、草姿も大きいので株間は80センチ〜1メートルと広く取る必要があります。家庭菜園ではひと株分の畝を用意できるかが最大の条件で、肥料も通常のキャベツの数倍必要です。冷涼な気候を好み、暖地の夏では病害虫と高温で球が乱れやすいので、寒冷地向きの品種といえます。
札幌大球の特徴
- 北海道の在来固定種で球重8〜10キロ以上
- 春まき秋冬どりで生育期間が半年以上
- 株間80センチ〜1メートルと広く取る
- 葉が厚く漬物・煮込み向き
- 冷涼地向きで暖地の夏には向かない
向いている使い方
- ニシン漬けなどの漬物
- 煮込み・ロールキャベツ
- 大量調理・保存用
キャベツの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはキャベツの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- キャベツの育苗・苗選び — 作型によって育苗の難所が変わります。定植適期の苗は本葉4〜5枚、茎が太く節の詰まったものです。
- キャベツの植え付け・株間 — 株間は40〜45センチ。外葉を広げる場所を先に確保しておくことが、そのまま玉の大きさになります。
- キャベツの結球の管理 — 外葉が17〜20枚そろって初めて玉が巻き始めます。葉を作る時期と玉を太らせる時期でやることが変わります。
- キャベツの月別の作業 — 作型が三つあるため、月ごとに別の仕事が重なります。自分が選んだ作型の行だけを追ってください。
- キャベツの病害虫の防除 — キャベツの防除は、出てから叩くのではなく産卵させない設計で決まります。時期ごとの警戒対象を先に押さえます。
- キャベツの収穫・裂球対策 — 収穫は見た目ではなく手ざわりで決めます。硬いと感じた時点がすでに上限で、待つほど裂球が近づきます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「キャベツ」、品種に「札幌大球」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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