基本情報
- 系統・区分
- 普通型・小果系
- 熟期
- 8 月〜9 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
普通型で受粉樹不要。小〜中果で糖度が上がりやすい。閉じた目で病害虫が入りにくいとされ、耐暑・耐寒性も比較的評価される。
概要説明
アメリカ南部で古くから家庭果樹として親しまれているセレストは、小ぶりながら甘みの濃い普通型のイチジクです。果重は 30〜50 グラム、果皮は紫褐色で果肉は琥珀色から淡い赤。糖度は 20 度前後まで上がり、蜜のような濃厚さから「シュガーフィグ」の呼び名もあります。目がきっちり閉じているため雨水や虫が入りにくく、腐敗や酸敗が少ないのが実用上の大きな利点。秋果専用で 8 月から 9 月に熟し、日本でも夏の高温に強く育てやすい品種です。樹勢は中程度で受粉樹は不要。耐寒性もイチジクの中では強い部類で、関東以北の露地でも枝枯れが少なめ。実が小さいぶん数は多く付くので、ジャムやドライにまとめて加工するのに向いています。
セレストの特徴
- 果重 30〜50 グラムの小果種
- 糖度 20 度前後で蜜のような甘さ
- 目が閉じて雨や虫が入りにくい
- 耐暑性・耐寒性ともに強い
- 受粉樹不要の普通型
- 秋果専用で 8〜9 月に熟す
向いている使い方
- 生のまま食べる
- ジャム加工
- ドライイチジク
- 鉢植え向き
- 寒冷地寄りの露地栽培
イチジクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはイチジクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- イチジクの植え付け — 夏果と秋果のどちらを狙うかで品種が変わります。植える時期と鉢の大きさ、株間を先に決めます。
- イチジクの剪定と仕立て — 秋果は今年の枝に実るので強く切れます。夏果は前年枝の先端に付くので切りすぎると採れません。
- イチジクの水やりと肥料 — イチジクは水を多く必要とする一方で、熟す直前の雨で実が割れます。時期ごとに水と肥料の量を変えます。
- イチジクの月別の作業 — 冬の剪定と元肥、夏の摘心、秋の収穫が柱です。月ごとにやることと迷ったときの判断を表にまとめます。
- イチジクの病害虫と対策 — イチジク最大の敵は幹を食うカミキリムシです。株元の木くずの見つけ方と、梅雨の実腐れ、さび病の対策をまとめます。
- イチジクの収穫と保存 — イチジクは採ってから熟しません。実が垂れて目が開いた完熟を朝に採り、その日のうちに食べるか加工します。
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