基本情報
- 系統・区分
- 黒系・高糖度候補
- 熟期
- 9 月〜10 月
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
普通型で受粉樹不要とみられる。黒系で高糖度を訴求される欧州系品種。果実サイズ・裂果・耐寒性は要確認。
概要説明
フランス南部の伝統品種で、黒イチジクの最高峰とも呼ばれるのがヌアール・ド・カロンです。果重は 40〜60 グラムと小ぶりながら、果皮は黒紫、果肉は濃い赤で、糖度は 25 度を超えることもある濃厚な甘さ。ねっとりした果肉はドライフルーツやジャムにしたときに真価を発揮し、生食でも少量で満足感があります。秋果専用で熟期は 9 月から 10 月と遅く、日本では暖地でないと熟しきらない年があるのが最大の難点。樹勢は弱めで枝も細く、大きく育つまで時間がかかります。目が閉じているため雨による腐敗は少なめですが、熟期に雨が続くと甘みが薄まります。受粉樹は不要。鉢植えで南向きの暖かい場所に置き、秋は雨よけをして糖度を上げるのが日本での作り方です。
ヌアール・ド・カロンの特徴
- フランス南部の伝統的な黒イチジク
- 糖度 25 度超えもある濃厚な甘さ
- 果重 40〜60 グラムの小果
- 熟期が 9〜10 月と遅く暖地向き
- 樹勢が弱く生育がゆっくり
- 目が閉じて雨による腐敗が少ない
向いている使い方
- 生のまま食べる
- ドライイチジク
- ジャム加工
- 暖地の鉢植え
イチジクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはイチジクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- イチジクの植え付け — 夏果と秋果のどちらを狙うかで品種が変わります。植える時期と鉢の大きさ、株間を先に決めます。
- イチジクの剪定と仕立て — 秋果は今年の枝に実るので強く切れます。夏果は前年枝の先端に付くので切りすぎると採れません。
- イチジクの水やりと肥料 — イチジクは水を多く必要とする一方で、熟す直前の雨で実が割れます。時期ごとに水と肥料の量を変えます。
- イチジクの月別の作業 — 冬の剪定と元肥、夏の摘心、秋の収穫が柱です。月ごとにやることと迷ったときの判断を表にまとめます。
- イチジクの病害虫と対策 — イチジク最大の敵は幹を食うカミキリムシです。株元の木くずの見つけ方と、梅雨の実腐れ、さび病の対策をまとめます。
- イチジクの収穫と保存 — イチジクは採ってから熟しません。実が垂れて目が開いた完熟を朝に採り、その日のうちに食べるか加工します。
「ヌアール・ド・カロン」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「イチジク」、品種に「ヌアール・ド・カロン」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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