基本情報
- 系統・区分
- 白・大果系・夏秋兼用
- 熟期
- 7 月・9〜10 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
普通型で受粉樹不要。バナーネのシノニムとして扱われることが多い。夏果は大きく、秋果も比較的大果。
概要説明
ロングドゥートはフランス原産の大果種で、日本ではバナーネの名で広く流通しているものと同じ品種です。果実は細長く、黄緑色の果皮に淡紅色の果肉。夏果は 7 月に 150 グラムを超える大果になり、秋果は 8 月下旬から 10 月にかけて 60〜100 グラムで長く穫れます。糖度は 20 度前後で、完熟すると皮が薄くなり皮ごと食べられるねっとりした甘さです。樹勢が強く新梢が長く伸びるので、支柱や誘引が欠かせません。鉢植えでも育ちますが、大鉢と毎年の切り戻しが前提。夏果は前年枝の先に付くので、冬の剪定で枝先をすべて切ると夏果はなくなります。受粉樹は不要。耐寒性はイチジクの中では強い部類で、関東以北でも栽培例があります。熟期の長雨では裂果と果頂部からの腐敗が出るので、雨の前に早めに収穫を。
ロングドゥートの特徴
- バナーネと同じフランス原産の大果種
- 夏果 150 グラム超、秋果 60〜100 グラム
- 糖度 20 度前後で皮ごと食べられる
- 新梢が長く伸び誘引が必要
- 耐寒性が比較的強い
- 熟期の長雨で裂果しやすい
向いている使い方
- 生のまま食べる
- コンポート・ジャム
- 庭植え向き
- 大鉢での鉢植え
イチジクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはイチジクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- イチジクの植え付け — 夏果と秋果のどちらを狙うかで品種が変わります。植える時期と鉢の大きさ、株間を先に決めます。
- イチジクの剪定と仕立て — 秋果は今年の枝に実るので強く切れます。夏果は前年枝の先端に付くので切りすぎると採れません。
- イチジクの水やりと肥料 — イチジクは水を多く必要とする一方で、熟す直前の雨で実が割れます。時期ごとに水と肥料の量を変えます。
- イチジクの月別の作業 — 冬の剪定と元肥、夏の摘心、秋の収穫が柱です。月ごとにやることと迷ったときの判断を表にまとめます。
- イチジクの病害虫と対策 — イチジク最大の敵は幹を食うカミキリムシです。株元の木くずの見つけ方と、梅雨の実腐れ、さび病の対策をまとめます。
- イチジクの収穫と保存 — イチジクは採ってから熟しません。実が垂れて目が開いた完熟を朝に採り、その日のうちに食べるか加工します。
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