基本情報
- 系統・区分
- 普通型・広適応
- 熟期
- 8 月下旬〜10 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
普通型で受粉樹不要。中果で褐紫果皮・琥珀色果肉。広く適応し家庭園芸で扱いやすい。
概要説明
世界でもっとも広く植えられているイチジクの一つがブラウンターキーで、イギリスの庭園からアメリカ南部まで幅広い気候で育てられてきました。果重は 50〜80 グラム、果皮は褐色から紫褐色、果肉は琥珀色からピンクで、糖度は 16〜18 度の穏やかな甘さ。強烈な甘みはないぶん癖がなく、毎日食べても飽きない味です。夏果と秋果の両方が付く夏秋兼用種で、日本では秋果が主体となり 8 月下旬から 10 月に穫れます。樹勢は中程度で受粉樹は不要。耐寒性・耐暑性ともに強く、枝が寒さで枯れても株元から再生して実を付けるほど丈夫なので、初めてイチジクを育てる人や寒い地域に向きます。目がやや開くため長雨では裂果が出ますが、収穫期間が長く多少の損失は補えます。
ブラウンターキーの特徴
- 世界でもっとも普及した品種の一つ
- 果重 50〜80 グラム、糖度 16〜18 度
- 夏果と秋果の両方が付く
- 耐寒性・耐暑性ともに強い
- 枝が枯れても株元から再生する
- 目がやや開き長雨で裂果することがある
向いている使い方
- 生のまま食べる
- ジャム加工
- 初心者向けの庭植え
- 寒冷地の露地栽培
- 鉢植え向き
イチジクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはイチジクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- イチジクの植え付け — 夏果と秋果のどちらを狙うかで品種が変わります。植える時期と鉢の大きさ、株間を先に決めます。
- イチジクの剪定と仕立て — 秋果は今年の枝に実るので強く切れます。夏果は前年枝の先端に付くので切りすぎると採れません。
- イチジクの水やりと肥料 — イチジクは水を多く必要とする一方で、熟す直前の雨で実が割れます。時期ごとに水と肥料の量を変えます。
- イチジクの月別の作業 — 冬の剪定と元肥、夏の摘心、秋の収穫が柱です。月ごとにやることと迷ったときの判断を表にまとめます。
- イチジクの病害虫と対策 — イチジク最大の敵は幹を食うカミキリムシです。株元の木くずの見つけ方と、梅雨の実腐れ、さび病の対策をまとめます。
- イチジクの収穫と保存 — イチジクは採ってから熟しません。実が垂れて目が開いた完熟を朝に採り、その日のうちに食べるか加工します。
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