基本情報
- 系統・区分
- 白・青系
- 熟期
- 7 月・9〜10 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
普通型で受粉樹不要。冷涼沿岸地候補として挙げられる白系品種。熟期は秋まで続く場合がある。
概要説明
ホワイトゼノアはイタリア・ジェノヴァに由来する名で 18 世紀から記録がある白系イチジクで、日本ではホワイトジェノアとも表記されます。果皮は黄緑から淡い黄色、果肉は琥珀色から淡いピンクで、果重は 50〜80 グラム。糖度は 17〜19 度で、癖のない上品な甘さと軽い香りが特徴です。夏果と秋果の両方を付ける夏秋兼用種で、夏果は 7 月、秋果は 8 月下旬から 10 月に熟します。冷涼な沿岸地でも熟すことで知られ、日照の少ない地域でも比較的安定して収穫できるのが強み。樹勢は中程度で受粉樹は不要、鉢植えでも育ちます。目がやや開くため熟期の長雨では裂果や果頂部の傷みが出やすく、皮が薄いので収穫後の日持ちも短め。穫れたものは早めに食べるか、ジャムやコンポートにしてください。
ホワイトゼノアの特徴
- 18 世紀から続く白系の古品種
- 果重 50〜80 グラム、糖度 17〜19 度
- 夏果と秋果の両方が穫れる
- 冷涼な沿岸地でも熟す
- 目がやや開き長雨で裂果しやすい
- 皮が薄く日持ちが短い
向いている使い方
- 生のまま食べる
- ジャム・コンポート
- 冷涼地の庭植え
- 鉢植え向き
イチジクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはイチジクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- イチジクの植え付け — 夏果と秋果のどちらを狙うかで品種が変わります。植える時期と鉢の大きさ、株間を先に決めます。
- イチジクの剪定と仕立て — 秋果は今年の枝に実るので強く切れます。夏果は前年枝の先端に付くので切りすぎると採れません。
- イチジクの水やりと肥料 — イチジクは水を多く必要とする一方で、熟す直前の雨で実が割れます。時期ごとに水と肥料の量を変えます。
- イチジクの月別の作業 — 冬の剪定と元肥、夏の摘心、秋の収穫が柱です。月ごとにやることと迷ったときの判断を表にまとめます。
- イチジクの病害虫と対策 — イチジク最大の敵は幹を食うカミキリムシです。株元の木くずの見つけ方と、梅雨の実腐れ、さび病の対策をまとめます。
- イチジクの収穫と保存 — イチジクは採ってから熟しません。実が垂れて目が開いた完熟を朝に採り、その日のうちに食べるか加工します。
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