基本情報
- 系統・区分
- 白・青系
- 熟期
- 8 月下旬〜9 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
普通型で受粉樹不要。黄緑〜淡色果皮で加工・乾燥にも使われる。甘味は穏やかで裂果・熟期は地域確認。
概要説明
カドタはイタリアのドッタートを起源とし、カリフォルニアで缶詰や乾燥用として大量に栽培されてきた白系イチジクです。果皮は黄緑色、果肉は琥珀色で種が少なく、果重は 40〜60 グラム。糖度は 16〜18 度と穏やかで、癖のない味わいはジャムやコンポート、シロップ煮にすると素材の風味を邪魔しません。秋果専用で 8 月下旬から 9 月に熟し、条件がよければ夏果も少し付きます。目が閉じているため雨や虫が入りにくく、熟してからも樹上で傷みにくいのが加工用に選ばれた理由。樹勢は強く生育旺盛で、受粉樹は不要。耐暑性が高く日本の夏でもよく育ちますが、耐寒性はやや弱めなので寒冷地では防寒します。生食の甘みは黒系ほど強くないので、完熟まで待って収穫するとよさが出ます。
カドタの特徴
- イタリア起源、カリフォルニアの加工用主力種
- 果重 40〜60 グラム、糖度 16〜18 度
- 目が閉じて雨や虫が入りにくい
- 樹上で傷みにくく日持ちがよい
- 樹勢が強く耐暑性が高い
- 耐寒性はやや弱い
向いている使い方
- ジャム・コンポート
- シロップ煮・缶詰
- ドライイチジク
- 生食 (完熟で)
イチジクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはイチジクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- イチジクの植え付け — 夏果と秋果のどちらを狙うかで品種が変わります。植える時期と鉢の大きさ、株間を先に決めます。
- イチジクの剪定と仕立て — 秋果は今年の枝に実るので強く切れます。夏果は前年枝の先端に付くので切りすぎると採れません。
- イチジクの水やりと肥料 — イチジクは水を多く必要とする一方で、熟す直前の雨で実が割れます。時期ごとに水と肥料の量を変えます。
- イチジクの月別の作業 — 冬の剪定と元肥、夏の摘心、秋の収穫が柱です。月ごとにやることと迷ったときの判断を表にまとめます。
- イチジクの病害虫と対策 — イチジク最大の敵は幹を食うカミキリムシです。株元の木くずの見つけ方と、梅雨の実腐れ、さび病の対策をまとめます。
- イチジクの収穫と保存 — イチジクは採ってから熟しません。実が垂れて目が開いた完熟を朝に採り、その日のうちに食べるか加工します。
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