基本情報
- 系統・区分
- スミルナ型
- 育てやすさ
- ★☆☆☆☆(5 段階で 1)
スミルナ型で受粉が必要。乾燥用・食味評価が高いが、日本ではイチジクコバチの有無と受粉条件に注意。
概要説明
カリミルナはトルコのスミルナ地方に由来する乾燥用イチジクの世界的な名品種で、カリフォルニアに導入されてこの名が付きました。果皮は淡い黄緑、果肉は琥珀色で種が多く、噛むと種のぷちぷちした食感とナッツのような風味があり、乾燥すると糖度が 60 度を超えます。ただしスミルナ型のため、雌花がイチジクコバチによって受粉されないと果実が肥大せず落ちてしまいます。このハチは日本に生息していないので、日本では受粉用のカプリフィグを用意してハチを維持することができず、事実上結実しません。苗木として流通することはありますが、家庭で果実を穫る目的では選ばないでください。栽培するなら、受粉が不要な普通型のカドタやアドリアチックが代わりになります。
カリミルナの特徴
- トルコ・スミルナ地方由来の乾燥用名品種
- 種が多くナッツのような風味
- 乾燥すると糖度 60 度超
- スミルナ型で受粉が必須
- 日本にはイチジクコバチがいないため結実しない
- 家庭での果実収穫には不向き
向いている使い方
- ドライイチジク (原産地では)
- 品種コレクション
イチジクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはイチジクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- イチジクの植え付け — 夏果と秋果のどちらを狙うかで品種が変わります。植える時期と鉢の大きさ、株間を先に決めます。
- イチジクの剪定と仕立て — 秋果は今年の枝に実るので強く切れます。夏果は前年枝の先端に付くので切りすぎると採れません。
- イチジクの水やりと肥料 — イチジクは水を多く必要とする一方で、熟す直前の雨で実が割れます。時期ごとに水と肥料の量を変えます。
- イチジクの月別の作業 — 冬の剪定と元肥、夏の摘心、秋の収穫が柱です。月ごとにやることと迷ったときの判断を表にまとめます。
- イチジクの病害虫と対策 — イチジク最大の敵は幹を食うカミキリムシです。株元の木くずの見つけ方と、梅雨の実腐れ、さび病の対策をまとめます。
- イチジクの収穫と保存 — イチジクは採ってから熟しません。実が垂れて目が開いた完熟を朝に採り、その日のうちに食べるか加工します。
「カリミルナ」の苗木を買う
3 つのお店で探す「イチジク カリミルナ 苗木」
この品種を記録すると
アプリで作物に「イチジク」、品種に「カリミルナ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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