基本情報
- 系統・区分
- 白・耐寒性候補
- 熟期
- 7 月・9〜10 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
普通型で受粉樹不要。白系で生育旺盛、耐寒性候補。トーマス・ジェファーソンゆかりの品種として知られる。
概要説明
マルセイユ・ホワイトはフランス南部マルセイユに由来する白系の古品種で、アメリカ建国期にトーマス・ジェファーソンが自邸モンティチェロに植えたことでも知られています。果皮は黄緑から淡い黄色、果肉は琥珀色で、果重は 50〜70 グラム。糖度は 18〜20 度で、蜂蜜のような甘さと軽い香りがあり、ドライにすると風味が際立ちます。夏果と秋果の両方が付く夏秋兼用種で、夏果は 7 月、秋果は 8 月下旬から 10 月に熟します。樹勢は強く生育旺盛で、受粉樹は不要。耐寒性はイチジクの中では強い部類で、寒冷地の候補としても挙がります。目がやや開くため熟期の長雨では裂果や果頂部の傷みが出やすいので、雨の前に早めに収穫を。日本ではマルセイユの名でも流通しています。
マルセイユ・ホワイトの特徴
- マルセイユ由来の白系古品種
- 果重 50〜70 グラム、糖度 18〜20 度
- 蜂蜜のような甘さでドライ向き
- 夏果と秋果の両方が穫れる
- 生育旺盛で耐寒性が強め
- 目がやや開き長雨で裂果しやすい
向いている使い方
- 生のまま食べる
- ドライイチジク
- ジャム加工
- 寒冷地寄りの庭植え
イチジクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはイチジクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- イチジクの植え付け — 夏果と秋果のどちらを狙うかで品種が変わります。植える時期と鉢の大きさ、株間を先に決めます。
- イチジクの剪定と仕立て — 秋果は今年の枝に実るので強く切れます。夏果は前年枝の先端に付くので切りすぎると採れません。
- イチジクの水やりと肥料 — イチジクは水を多く必要とする一方で、熟す直前の雨で実が割れます。時期ごとに水と肥料の量を変えます。
- イチジクの月別の作業 — 冬の剪定と元肥、夏の摘心、秋の収穫が柱です。月ごとにやることと迷ったときの判断を表にまとめます。
- イチジクの病害虫と対策 — イチジク最大の敵は幹を食うカミキリムシです。株元の木くずの見つけ方と、梅雨の実腐れ、さび病の対策をまとめます。
- イチジクの収穫と保存 — イチジクは採ってから熟しません。実が垂れて目が開いた完熟を朝に採り、その日のうちに食べるか加工します。
「マルセイユ・ホワイト」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「イチジク」、品種に「マルセイユ・ホワイト」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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