基本情報
- 系統・区分
- 黒系・高糖度候補
- 熟期
- 9 月下旬〜11 月
- 育てやすさ
- ★☆☆☆☆(5 段階で 1)
普通型で受粉樹不要とみられる。高評価黒系だが晩生傾向・寒冷地では成熟に注意。真正性確認が非常に重要。
概要説明
ポルトガル領マデイラ島に由来するブラックマデイラは、イチジク愛好家の間で世界最高の食味と評されることの多い黒系品種です。果重は 40〜60 グラム、果皮は熟すと黒紫色、果肉は濃い赤で、糖度は 25 度前後まで上がり、ベリーのような香りとねっとりした濃厚さがあります。秋果専用で、熟期は 9 月下旬から 11 月と非常に遅いのが最大の難点。暖地でも年によっては寒さで熟しきらず、寒冷地の露地では収穫が難しい品種です。樹勢は弱めで生育がゆっくり、若木は着果も少ないため、収穫まで数年かかります。受粉樹は不要。目は閉じ気味で雨による腐敗は少なめ。愛好家の間で高値で取引されるため、名前だけの偽物や別品種の混入も多く、信頼できる入手先を選ぶことが何より大切です。鉢植えで南向きに置き、秋は雨よけをして糖度を上げます。
ブラックマデイラの特徴
- マデイラ島由来の食味最高峰とされる黒系
- 糖度 25 度前後、ベリーのような香り
- 果重 40〜60 グラムの小〜中果
- 熟期が 9 月下旬〜11 月と非常に遅い
- 樹勢が弱く収穫まで数年かかる
- 偽物が多く入手先の真正性が重要
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 暖地の鉢植え
- 品種コレクション
イチジクの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはイチジクの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- イチジクの植え付け — 夏果と秋果のどちらを狙うかで品種が変わります。植える時期と鉢の大きさ、株間を先に決めます。
- イチジクの剪定と仕立て — 秋果は今年の枝に実るので強く切れます。夏果は前年枝の先端に付くので切りすぎると採れません。
- イチジクの水やりと肥料 — イチジクは水を多く必要とする一方で、熟す直前の雨で実が割れます。時期ごとに水と肥料の量を変えます。
- イチジクの月別の作業 — 冬の剪定と元肥、夏の摘心、秋の収穫が柱です。月ごとにやることと迷ったときの判断を表にまとめます。
- イチジクの病害虫と対策 — イチジク最大の敵は幹を食うカミキリムシです。株元の木くずの見つけ方と、梅雨の実腐れ、さび病の対策をまとめます。
- イチジクの収穫と保存 — イチジクは採ってから熟しません。実が垂れて目が開いた完熟を朝に採り、その日のうちに食べるか加工します。
「ブラックマデイラ」の苗木を買う
3 つのお店で探す「イチジク ブラックマデイラ 苗木」
この品種を記録すると
アプリで作物に「イチジク」、品種に「ブラックマデイラ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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