基本情報
- 系統・区分
- 黒系大粒
- 熟期
- 7 月下旬〜8 月上旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
両性花。早生黒系で大粒、種なし処理候補。着色管理が重要。
概要説明
紫玉 (しぎょく) は山梨県で高墨の枝変わりとして発見され、1990 年代に登録された極早生の黒系大粒品種です。巨峰系の中でもっとも早く 7 月下旬から 8 月上旬に熟し、粒は 12〜14 グラム、糖度は 17〜18 度で巨峰に似た味わい。両性花で受粉樹は不要、ジベレリン処理で種なしにできます。着色は高墨譲りでよく、高温期に入る前に熟すため色づきが安定します。樹勢は強く棚仕立て向き、1 枝 1 房に制限して粒をそろえます。熟期が梅雨の終わりと重なる年は裂果とべと病が出やすいので、雨よけをするか袋かけで守ってください。早く穫れるぶん、市場に出回る前に自家製の黒ブドウを食べられるのが家庭での魅力。日持ちは巨峰並みで、房が熟したら早めに収穫を。
紫玉の特徴
- 高墨の枝変わり、巨峰系最早の極早生
- 7 月下旬〜8 月上旬に熟す
- 粒 12〜14 グラム、糖度 17〜18 度
- 高温期前に熟し着色が安定
- 両性花で受粉樹不要
- 梅雨明けと重なる年は裂果に注意
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 早出しの黒ブドウ
- 棚仕立ての庭植え
ブドウの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはブドウの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ブドウの苗の植え付け — 家庭で育てやすい品種の見分け方から、鉢と地植えそれぞれの植え穴の作り方、植えた年の管理までを説明します。
- ブドウの冬剪定と仕立て — ブドウは前年の枝から出た新しい枝に実がなります。冬の剪定で残す芽の数を決め、仕立て方に合わせて切る位置を選びます。
- ブドウの水やりと肥料 — ブドウは肥料や水が多いと枝ばかり伸びて実が付きません。時期ごとの量の目安と、株の姿から加減を決める方法を説明します。
- ブドウの月別の作業 — 関東平野部の露地を基準に、ブドウの一年の作業を月ごとに整理します。芽の様子で時期を前後させる目安も添えます。
- ブドウの病害虫と障害 — ブドウで最も多い黒とう病、べと病、晩腐病と、実の障害の見分け方を症状の写真代わりの表で整理し、予防の手順を説明します。
- ブドウの収穫と保存 — ブドウは収穫後に甘くなりません。色と粒の張り、味見で熟度を確かめてから切り、冷蔵で長持ちさせる方法を説明します。
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