基本情報
- 系統・区分
- 黒系小〜中粒
- 熟期
- 9 月下旬〜10 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
両性花。小〜中粒で香りと甘味、比較的作りやすい。病害防除は必要。
概要説明
青森県で「津軽のぶどう」として定着しているスチューベンは、アメリカ・ニューヨーク州で 1947 年に発表された黒系の中粒品種です。粒は 3〜5 グラムと小さいものの、糖度は 20 度を超え、甘さと香りが濃い昔ながらのブドウの味。両性花で受粉樹は不要、種ありのまま育てるのが普通です。耐寒性が非常に強く、寒冷地の露地でも枝が枯れず、病気にも比較的強いため、日本のブドウの中でもっとも手のかからない部類。樹勢は強く、棚仕立てでもフェンス仕立てでも育ち、放任気味でも実が付きます。10 月に熟し、収穫後の貯蔵性が高く、冷蔵すれば年末まで食べられるのが特徴。皮は口に残るので剥いて食べます。房が込み合うと晩腐病が出るので、房数を制限し風通しを確保してください。
スチューベンの特徴
- 1947 年アメリカ発表、青森の主力品種
- 粒 3〜5 グラム、糖度 20 度超
- 耐寒性と耐病性が強く手がかからない
- 両性花で受粉樹不要
- 貯蔵性が高く冷蔵で年末まで持つ
- 熟期は 10 月と遅め
向いている使い方
- 生のまま食べる
- ジュース・ジャム加工
- 寒冷地の露地栽培
- フェンス仕立ての庭植え
ブドウの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはブドウの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ブドウの苗の植え付け — 家庭で育てやすい品種の見分け方から、鉢と地植えそれぞれの植え穴の作り方、植えた年の管理までを説明します。
- ブドウの冬剪定と仕立て — ブドウは前年の枝から出た新しい枝に実がなります。冬の剪定で残す芽の数を決め、仕立て方に合わせて切る位置を選びます。
- ブドウの水やりと肥料 — ブドウは肥料や水が多いと枝ばかり伸びて実が付きません。時期ごとの量の目安と、株の姿から加減を決める方法を説明します。
- ブドウの月別の作業 — 関東平野部の露地を基準に、ブドウの一年の作業を月ごとに整理します。芽の様子で時期を前後させる目安も添えます。
- ブドウの病害虫と障害 — ブドウで最も多い黒とう病、べと病、晩腐病と、実の障害の見分け方を症状の写真代わりの表で整理し、予防の手順を説明します。
- ブドウの収穫と保存 — ブドウは収穫後に甘くなりません。色と粒の張り、味見で熟度を確かめてから切り、冷蔵で長持ちさせる方法を説明します。
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