基本情報
- 系統・区分
- 黒系ワイン兼用
- 熟期
- 9 月中旬〜10 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
両性花。ワイン用代表、赤系ワイン向き。耐病性は欧州系より比較的扱いやすい。
概要説明
新潟県の岩の原葡萄園でブドウ育種に生涯を捧げた川上善兵衛が、ベーリーとマスカット・ハンブルグを交配して 1927 年に生み出したのがマスカット・ベーリーAです。日本の赤ワイン用品種として最も多く栽培され、2013 年には国際ブドウ・ワイン機構に登録されました。粒は 5〜7 グラム、糖度は 17〜19 度、いちごやキャンディに例えられる甘い香りが特徴で、生食用としても流通しています。両性花で受粉樹は不要。日本の多湿な気候に合わせて育成されただけあって、べと病・黒とう病への耐性が強く、耐寒性もあり、家庭で最も失敗の少ないブドウの一つ。樹勢は強く、棚仕立てでもフェンスでも育ちます。9 月中旬から 10 月に熟し、着果過多を防ぐため 1 枝 1〜2 房に制限。ジベレリン処理で種なしにもできます。
マスカット・ベーリーAの特徴
- 川上善兵衛が 1927 年に育成
- 日本の赤ワイン用品種の代表
- 粒 5〜7 グラム、糖度 17〜19 度
- 耐病性・耐寒性が強く失敗が少ない
- 両性花で受粉樹不要
- 9 月中旬〜10 月に熟す
向いている使い方
- 生のまま食べる
- ジュース・ジャム加工
- 初心者向けの庭植え
- 棚仕立て・フェンス仕立て
ブドウの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはブドウの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ブドウの苗の植え付け — 家庭で育てやすい品種の見分け方から、鉢と地植えそれぞれの植え穴の作り方、植えた年の管理までを説明します。
- ブドウの冬剪定と仕立て — ブドウは前年の枝から出た新しい枝に実がなります。冬の剪定で残す芽の数を決め、仕立て方に合わせて切る位置を選びます。
- ブドウの水やりと肥料 — ブドウは肥料や水が多いと枝ばかり伸びて実が付きません。時期ごとの量の目安と、株の姿から加減を決める方法を説明します。
- ブドウの月別の作業 — 関東平野部の露地を基準に、ブドウの一年の作業を月ごとに整理します。芽の様子で時期を前後させる目安も添えます。
- ブドウの病害虫と障害 — ブドウで最も多い黒とう病、べと病、晩腐病と、実の障害の見分け方を症状の写真代わりの表で整理し、予防の手順を説明します。
- ブドウの収穫と保存 — ブドウは収穫後に甘くなりません。色と粒の張り、味見で熟度を確かめてから切り、冷蔵で長持ちさせる方法を説明します。
「マスカット・ベーリーA」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ブドウ」、品種に「マスカット・ベーリーA」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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