基本情報
- 系統・区分
- 白/緑系欧州種
- 熟期
- 9 月中旬〜10 月
- 育てやすさ
- ★☆☆☆☆(5 段階で 1)
両性花。香り高い大粒だが栽培難度高め、雨よけ/施設向き。病害に注意。
概要説明

「果物の女王」と呼ばれるマスカット・オブ・アレキサンドリアは、古代エジプトから栽培されてきたとされる緑黄色系の大粒品種で、日本には明治時代に導入され、岡山県のガラス温室栽培で高級ブドウの地位を築きました。粒は 10〜15 グラム、糖度は 17〜19 度で、気品のある強いマスカット香と上品な酸味を持ち、香りの点で他の品種の追随を許しません。両性花で受粉樹は不要。ヨーロッパ系のため雨に極端に弱く、べと病・裂果・晩腐病が露地では防ぎきれず、日本では温室かしっかりした雨よけ栽培が前提です。樹勢は強く棚仕立て向き、1 枝 1 房、1 房 30〜40 粒に制限。花振るいしやすいので開花期の管理も重要。9 月中旬から 10 月に熟します。難度は高いものの、香りの本物を育てたい人が挑戦する品種です。
マスカット・オブ・アレキサンドリアの特徴
- 古代からの歴史を持つ緑黄色系の大粒
- 粒 10〜15 グラム、糖度 17〜19 度
- 気品のある強いマスカット香
- 雨に極端に弱く温室か雨よけが前提
- べと病・裂果・晩腐病が出やすい
- 花振るいしやすく開花期の管理が重要
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 温室・雨よけ栽培
- 高級贈答用
ブドウの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはブドウの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ブドウの苗の植え付け — 家庭で育てやすい品種の見分け方から、鉢と地植えそれぞれの植え穴の作り方、植えた年の管理までを説明します。
- ブドウの冬剪定と仕立て — ブドウは前年の枝から出た新しい枝に実がなります。冬の剪定で残す芽の数を決め、仕立て方に合わせて切る位置を選びます。
- ブドウの水やりと肥料 — ブドウは肥料や水が多いと枝ばかり伸びて実が付きません。時期ごとの量の目安と、株の姿から加減を決める方法を説明します。
- ブドウの月別の作業 — 関東平野部の露地を基準に、ブドウの一年の作業を月ごとに整理します。芽の様子で時期を前後させる目安も添えます。
- ブドウの病害虫と障害 — ブドウで最も多い黒とう病、べと病、晩腐病と、実の障害の見分け方を症状の写真代わりの表で整理し、予防の手順を説明します。
- ブドウの収穫と保存 — ブドウは収穫後に甘くなりません。色と粒の張り、味見で熟度を確かめてから切り、冷蔵で長持ちさせる方法を説明します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「ブドウ」、品種に「マスカット・オブ・アレキサンドリア」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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