基本情報
- 系統・区分
- 白/緑系極大粒
- 熟期
- 9 月中旬〜下旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
両性花。極大粒白系で皮ごと食味を狙う、栽培は上級向き。
概要説明
天山 (てんざん) は山梨県の志村葡萄研究所が育成した緑黄色系の極大粒品種で、粒は 20〜30 グラム、大きいものは卵ほどの大きさになります。糖度は 16〜18 度で酸味が少なく、果肉は締まってさくさくした食感、香りは控えめ。皮はやや厚めですが皮ごと食べられます。両性花で受粉樹は不要。ジベレリン処理で種なしにします。樹勢は非常に強く、棚仕立てで枝を長く伸ばせる場所向き。着果過多になりやすいので 1 枝 1 房、1 房 20〜25 粒に制限し、粒の大きさを引き出します。ヨーロッパ系のため、べと病と裂果には雨よけが必要。9 月中旬から下旬に熟し、日持ちは良好です。糖度は控えめなので味より粒の迫力を楽しむ品種で、雄宝やマイハートなどの親としても使われました。
天山の特徴
- 志村葡萄研究所育成の緑黄色極大粒
- 粒 20〜30 グラム、糖度 16〜18 度
- さくさくした締まった果肉
- 両性花で受粉樹不要
- べと病・裂果に雨よけが必要
- 1 房 20〜25 粒に制限
向いている使い方
- 皮ごと生のまま食べる
- 粒の大きさを楽しむ贈答用
- 雨よけ棚仕立て
ブドウの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはブドウの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ブドウの苗の植え付け — 家庭で育てやすい品種の見分け方から、鉢と地植えそれぞれの植え穴の作り方、植えた年の管理までを説明します。
- ブドウの冬剪定と仕立て — ブドウは前年の枝から出た新しい枝に実がなります。冬の剪定で残す芽の数を決め、仕立て方に合わせて切る位置を選びます。
- ブドウの水やりと肥料 — ブドウは肥料や水が多いと枝ばかり伸びて実が付きません。時期ごとの量の目安と、株の姿から加減を決める方法を説明します。
- ブドウの月別の作業 — 関東平野部の露地を基準に、ブドウの一年の作業を月ごとに整理します。芽の様子で時期を前後させる目安も添えます。
- ブドウの病害虫と障害 — ブドウで最も多い黒とう病、べと病、晩腐病と、実の障害の見分け方を症状の写真代わりの表で整理し、予防の手順を説明します。
- ブドウの収穫と保存 — ブドウは収穫後に甘くなりません。色と粒の張り、味見で熟度を確かめてから切り、冷蔵で長持ちさせる方法を説明します。
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