基本情報
- 系統・区分
- 赤系小粒
- 熟期
- 7 月下旬〜8 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
両性花。ジベレリン処理で種なし小粒、家庭栽培でも定番。病害防除は必要。
概要説明
日本でもっとも長く食べられてきた種なしブドウがデラウェアです。1850 年代にアメリカ・オハイオ州で見いだされ、明治時代に日本へ導入、山形県や山梨県の主力品種として今も出荷量上位を保っています。粒は 1〜2 グラムと小さいものの、糖度は 18〜21 度と非常に高く、酸味とのバランスがよい昔ながらの味。両性花で受粉樹は不要。種なしにするにはジベレリン処理を開花前と開花後の 2 回行いますが、処理しなければ種ありの小粒になります。耐寒性・耐病性がブドウの中でも強く、樹勢は中程度で扱いやすいため、家庭で最初に育てるブドウとして最適。棚仕立てでもフェンスでも育ちます。7 月下旬から 8 月に熟し、皮は口に残るので指でつまんで果肉を押し出して食べます。着果過多になりやすいので房数を制限すると粒が大きくなります。
デラウェアの特徴
- 1850 年代アメリカ発見、明治期に日本へ
- 粒 1〜2 グラム、糖度 18〜21 度
- ジベレリン 2 回処理で種なしになる
- 耐寒性・耐病性が強く初心者向き
- 両性花で受粉樹不要
- 7 月下旬〜8 月に熟す早生
向いている使い方
- 生のまま食べる
- ジャム・ジュース加工
- 初心者向けの庭植え
- フェンス仕立て
ブドウの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはブドウの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ブドウの苗の植え付け — 家庭で育てやすい品種の見分け方から、鉢と地植えそれぞれの植え穴の作り方、植えた年の管理までを説明します。
- ブドウの冬剪定と仕立て — ブドウは前年の枝から出た新しい枝に実がなります。冬の剪定で残す芽の数を決め、仕立て方に合わせて切る位置を選びます。
- ブドウの水やりと肥料 — ブドウは肥料や水が多いと枝ばかり伸びて実が付きません。時期ごとの量の目安と、株の姿から加減を決める方法を説明します。
- ブドウの月別の作業 — 関東平野部の露地を基準に、ブドウの一年の作業を月ごとに整理します。芽の様子で時期を前後させる目安も添えます。
- ブドウの病害虫と障害 — ブドウで最も多い黒とう病、べと病、晩腐病と、実の障害の見分け方を症状の写真代わりの表で整理し、予防の手順を説明します。
- ブドウの収穫と保存 — ブドウは収穫後に甘くなりません。色と粒の張り、味見で熟度を確かめてから切り、冷蔵で長持ちさせる方法を説明します。
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