基本情報
- 系統・区分
- 黒系大粒
- 熟期
- 8 月上旬〜中旬
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
両性花。早生黒系で大粒、種なし処理可。高温期の着色管理が重要。
概要説明
サマーブラックは巨峰とトムソンシードレスを交配してアメリカで育成された黒系の種なし品種で、日本では山梨県の植原葡萄研究所を通じて広まりました。粒は 4〜6 グラムの小〜中粒、糖度は 18〜20 度で酸味が少なく、皮が薄く渋みがないので皮ごと食べられます。両性花で受粉樹は不要。ジベレリン処理で種なしと粒の肥大を促すのが一般的で、処理しなくても種なしになります。樹勢は強く、棚仕立てでもフェンス仕立てでも育ちます。8 月上旬から中旬に熟す早生で、着色はよく黒く仕上がります。裂果は少なめで、べと病への耐性も比較的あるため、家庭でも育てやすい部類。日持ちは中程度。粒は小さいものの、皮ごと食べられる種なし黒ブドウを手軽に育てたい人に向く品種です。
サマーブラックの特徴
- 巨峰×トムソンシードレスの黒系種なし
- 粒 4〜6 グラム、糖度 18〜20 度
- 皮ごと食べられる
- 8 月上旬〜中旬に熟す早生
- 裂果が少なくべと病耐性も比較的ある
- 両性花で受粉樹不要
向いている使い方
- 皮ごと生のまま食べる
- 早出しの種なし黒ブドウ
- フェンス仕立ての庭植え
ブドウの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはブドウの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ブドウの苗の植え付け — 家庭で育てやすい品種の見分け方から、鉢と地植えそれぞれの植え穴の作り方、植えた年の管理までを説明します。
- ブドウの冬剪定と仕立て — ブドウは前年の枝から出た新しい枝に実がなります。冬の剪定で残す芽の数を決め、仕立て方に合わせて切る位置を選びます。
- ブドウの水やりと肥料 — ブドウは肥料や水が多いと枝ばかり伸びて実が付きません。時期ごとの量の目安と、株の姿から加減を決める方法を説明します。
- ブドウの月別の作業 — 関東平野部の露地を基準に、ブドウの一年の作業を月ごとに整理します。芽の様子で時期を前後させる目安も添えます。
- ブドウの病害虫と障害 — ブドウで最も多い黒とう病、べと病、晩腐病と、実の障害の見分け方を症状の写真代わりの表で整理し、予防の手順を説明します。
- ブドウの収穫と保存 — ブドウは収穫後に甘くなりません。色と粒の張り、味見で熟度を確かめてから切り、冷蔵で長持ちさせる方法を説明します。
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