基本情報
- 系統・区分
- 初夏・ガクアジサイ/八重
- 熟期
- 6 月〜7 月
- 育てやすさ
- ★★★★★(5 段階で 5)
挿し木苗。八重の装飾花を持つガク咲き。日本の名花として流通。
概要説明
城ヶ崎は静岡県伊豆半島の城ヶ崎海岸で発見された八重咲きのガクアジサイで、江戸時代から知られる日本の古典品種です。海岸に自生するガクアジサイの変異株が起源とされ、中心の両性花のまわりに八重の装飾花が輪状に並ぶ額咲きの形をしています。装飾花は 3〜4 段に重なった花弁が星形に開き、酸性の土では澄んだ青、アルカリ寄りでは淡い紫がかったピンクに咲きます。原種に近いだけあって性質は強健で、潮風にも比較的耐え、庭植えなら根づいたあとは水やりもほとんど不要です。草丈は 1〜1.5 メートルでよく茂り、葉には光沢があります。旧枝咲きなので、剪定は花後すぐに花房の下 2 節で切り、7 月中に終えます。数年に一度、古い枝を地際から間引くと株が若返ります。半日陰から日向まで適応しますが、夏の強い西日は葉焼けの原因になるので避けます。墨田の花火と並ぶ日本の八重ガクアジサイの代表で、和風の庭によく合います。
城ヶ崎の特徴
- 八重の装飾花が輪状に並ぶ額咲き
- 酸性土で青、アルカリ土で淡い紫桃に発色
- 伊豆の海岸で発見された江戸時代からの古典品種
- 潮風に比較的耐える強健な性質
- 草丈 1〜1.5 メートルで葉に光沢がある
- 旧枝咲きで剪定は 7 月中に済ませる
向いている使い方
- 庭植え・和風の庭
- 鉢植え・ベランダ
- 切り花・生け花
アジサイの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはアジサイの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- アジサイの花後の剪定 — 切る時期を1か月間違えるだけで翌年の花が消えます。期限と位置を先に決めます。
- アジサイの花色を変える — 色は品種と土の酸度、そして根が吸えるアルミニウムの量で決まります。
- アジサイの系統と選び方 — 系統がわかると剪定の時期が決まります。買う前に見分ける基準をまとめます。
- アジサイの日々の管理 — 枯らす原因のほとんどは夏の水切れです。乾きの読み方と置き場所を決めます。
- アジサイの月別の作業 — 剪定と施肥は月を外すと結果が変わります。月ごとの作業を一覧にします。
- アジサイの挿し木で増やす — 梅雨の時期に挿せば高い確率で根が出ます。枝選びと湿度の保ち方が要点です。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「アジサイ」、品種に「城ヶ崎」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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