科: アジサイ科属: Hydrangea
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
実際に育てた記録
運営者がアジサイを育てた記録です。1 株・1 件の記録。解説には「目安」しか書けませんが、記録には実際の畑での日付と経過が写真つきで残っています。
アジサイを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
記録しておきたいタイミング
植えた日と土の酸度
青系は酸性、赤系はアルカリ性で色が変わります。植えたときの土と、実際に咲いた色を残します。
花後の剪定日
花が終わったらすぐ (7 月中) に切ります。遅れると翌年の花芽を切ってしまいます。
花芽ができる時期
秋に翌年の花芽ができます。この時期以降は枝を切らないと決めた日を残します。
長く咲かせるコツ
アジサイを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
挿し木は梅雨の新梢で採る
6月の緑の枝は発根率が高く、2節を残して水あげしてから挿すと1か月ほどで根が出ます。翌々年には花の咲く株になります。
古い枝を地際から抜いて更新する
樹皮の荒れた古枝は花房が小さくなります。冬に太い古枝を数本だけ根元で切ると、株元から新しい枝が立ち上がって全体が若返ります。
鉢植えは2年に1度植え替える
根が詰まると花房が縮みます。一回り大きな鉢へ移して古い根を3分の1ほど整理すると、新根が伸びて翌年の花のかさが戻ります。
アナベルは春に強く切り戻す
その年に伸びた枝に花をつける系統なので、3月に地際まで刈り込んでも初夏に咲きます。手持ちの株がどちらの性質かを確かめると扱いが決まります。
ドライにするなら秋色まで待つ
咲き始めに切ると乾燥中に色が抜けます。9月ごろ、装飾花が緑や赤に変わって紙のような手触りになってから切ると、色を残したまま乾きます。
アジサイの栽培をはじめるのに用意するもの
これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 草花用の培養土探す言葉「草花 培養土 元肥入り」
- 規格の目安
- 元肥入り、水はけ重視の配合。14〜25L の袋。
- 数量の目安
- 8 号鉢 1 個で約 8L、65cm プランターで 12〜15L。
野菜用より肥料分が控えめで、花を咲かせる草花に合います。まず 1 袋あれば足ります。
- 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 草花 置き肥」
- 規格の目安
- 2〜3 か月効く粒状。リン酸の比率が高いもの。
- 数量の目安
- 8 号鉢に 10〜15g を 2〜3 か月ごと。
置いておくだけで効くので、水やりのたびに考えずに済みます。
- 花がら摘み用のはさみ探す言葉「園芸ばさみ 花がら摘み」
- 規格の目安
- 刃渡り 3〜5cm、先の細いもの。
咲き終わった花を摘み続けるかどうかで、花期の長さが変わります。いちばん手に取る道具です。
- ジョウロ(ハス口付き)探す言葉「ジョウロ 5L ハス口 外せる」
- 規格の目安
- 容量 4〜5L。ハス口を外せるもの。
花を濡らさずに株元へ注げます。花に水がかかると、その花は早く終わります。
- 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから足すほうが無駄になりません。
- 鉢は新品でなくてもかまいません。洗って日に当てれば繰り返し使えます。
アジサイの病害虫(4)
症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。
うどんこ病
主要病気
時期 春〜初夏(5〜7月)出る場所 葉出やすい条件 乾燥と枝の混み合い。日陰すぎる場所
症状 葉の表に白い粉状のカビが広がり、進むと葉が変形して落ちます。
予防 花後の剪定で込み合いを解消し、風を通します。日陰すぎる場所は避けます。
対処 発病葉を取り除きます。花後の剪定と合わせて整理すると翌年出にくくなります。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59
ハダニ類
主要害虫
時期 盛夏(7〜9月)出る場所 葉裏出やすい条件 高温乾燥。西日の当たる場所
症状 葉裏に細かい虫がつき、葉が白くかすれて落ちます。
予防 アジサイは乾燥に弱い植物です。夏の水切れを防ぎ、葉裏に葉水をします。
対処 葉水で洗い流します。西日を避けられる場所へ移せると出にくくなります。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): ハダニ科
カイガラムシ類
よくある害虫
時期 春〜夏(4〜8月)出る場所 枝・幹出やすい条件 込み合った株
症状 枝に白や褐色の殻がつき、すす病で黒くなります。
予防 剪定で風を通します。
対処 歯ブラシでこすり落とします。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): カイガラムシ上科
炭疽病
よくある病気
時期 梅雨〜夏(6〜8月)出る場所 葉出やすい条件 高温多雨
症状 葉に円い褐色の病斑ができ、中央が抜けて穴になります。
予防 風通しを良くし、落ち葉を片付けます。
対処 発病葉を取り除きます。
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Colletotrichum Colletotrichum gloeosporioides、Colletotrichum acutatum、Colletotrichum aenigma ほか66
よくあるトラブル
翌年に花が咲かない
剪定の時期が遅すぎます。アジサイは秋に花芽を作るので、花後すぐ (7 月中) に切り終えます。
夏に葉がしおれる
水切れです。アジサイは水を大量に使います。鉢植えは夏に朝夕 2 回必要なこともあります。
花の色が思った色にならない
土の酸度で変わります。青くしたいなら酸性 (硫酸アルミニウム)、赤くしたいなら石灰でアルカリ寄りにします。品種によっては変わりません。
葉に白い粉
うどんこ病です。込み合った枝を整理して風通しを作ります。
品種一覧(14)
Gadenin の作物マスタに登録されているアジサイの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
か2
さ2
は1
ま2
その他7
アジサイの動画ランキング
アジサイを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
この記事は広告を含みます。