基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・すもも/早生
- 熟期
- 6 月下旬〜7 月上旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家結実性は弱く受粉樹推奨。早生で中玉、酸味もある定番品種。開花期の合う品種混植が重要。
概要説明
日本のすももで最も多く作られている早生品種が大石早生です。福島県の大石俊雄がフォーモサの実生から選抜し、1952 年に発表しました。果実は 50〜70 グラムの円形で、熟すと果皮が黄緑から鮮やかな赤に変わり、果肉は黄色で果汁が多く、糖度は 11〜13 度、酸味がしっかりあるので甘酸っぱいすももらしい味です。早生で収穫は 6 月下旬〜7 月上旬。自家不和合性のため 1 本では実が成らず、サンタローザやソルダム、ハリウッドを受粉樹にします。樹勢は強く、若木のうちは枝が徒長しやすいので、夏に枝を整理して花芽を付けさせます。実付きは非常によく、摘果しないと小玉になるので 1 枝の実を間引きます。完熟前に穫ると酸っぱいので、果皮が赤く回ってから収穫します。日持ちは短めで、常温で 3〜4 日が目安です。
大石早生の特徴
- 福島県で 1952 年発表のフォーモサ実生
- 果重 50〜70 グラム、糖度 11〜13 度で酸味あり
- 早生で収穫は 6 月下旬〜7 月上旬
- 自家不和合性で受粉樹にサンタローザなどが要る
- 実付きがよく摘果が必要
- 完熟前は酸っぱく採り時は果皮が赤く回ってから
向いている使い方
- 生のまま食べる
- ジャムやコンポート
- 早生の家庭果樹
すももの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはすももの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- すももの苗選びと植え付け — すももは一本では実がつきにくい品種が多い果樹です。品種の組み合わせと植える場所を先に決めてから苗を買います。
- すももの剪定と仕立て — すももは放っておくと枝が一年に二メートル伸びる樹勢の強い果樹です。冬の剪定で低く抑え、実がつく短い枝を残します。
- すももの受粉と摘果 — すももは受粉樹があっても、花の時期の寒さで実がつかないことがあります。人工授粉で確実にし、摘果で実を大きくします。
- すももの月別の作業 — すももは三月末の開花から七月の収穫まで作業が集中します。月ごとの作業を表で確かめて、時期を逃さないようにします。
- すももの病害虫と障害 — すももは実が袋のように膨れるふくろみ病と、実に入るシンクイムシに悩まされます。症状の場所で原因を見分けて対処します。
- すももの収穫と保存 — すももは品種で採り頃の色が違い、早採りすると酸っぱいままです。色と弾力で判断し、固めに採ったら常温で追熟させます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「すもも」、品種に「大石早生」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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