基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・香酸柑橘/早生
- 熟期
- 10〜11 月
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
自家結実性あり。早生系で香り利用。トゲ・かいよう病に注意。
概要説明
山根ゆずは本ゆずの中から早生で豊産の樹を選抜した系統で、苗木としては早生ゆずの一つとして流通しています。本ゆずより色づきが 2〜3 週間早く、10 月下旬から 11 月に黄色くなるため、暖地でも早めに黄玉が使えます。果実は 80〜120 グラムで香りは本ゆずと同等、果汁もしっかりあり、搾汁と皮の両方に使えます。樹勢は強めでトゲも多いので、家庭では主枝を 3 本程度に整理して低く仕立て、内側の枝を透かして風通しを確保します。自家結実性があり 1 本で実がつき、接ぎ木苗なら 3〜4 年で収穫が始まります。耐寒性は本ゆず並みで、関東以西の露地で越冬します。かいよう病が出やすい点は本ゆずと同じで、風の強い場所では防風ネットを張ると発生が減ります。隔年結果を防ぐため、実がつき過ぎた年は 7 月に摘果します。
山根ゆずの特徴
- 本ゆずより 2〜3 週間早く色づく早生系統
- 果重 80〜120 グラムで香りは本ゆず並み
- 豊産で隔年結果を防ぐ摘果が有効
- 自家結実性があり接ぎ木苗なら 3〜4 年で結実
- 樹勢が強くトゲが多い
- かいよう病対策に防風が有効
向いている使い方
- 皮を薬味に
- 果汁を柚子酢・ポン酢に
- 早めに黄玉を使いたい家庭向き
ゆずの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはゆずの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- ゆずの時期別の剪定 — ゆずは放っておくと5メートルを超えます。切る時期と残す枝を決めれば手の届く木に保てます。
- ゆずの隔年結果の対策 — なる年とならない年の差は摘果と剪定で埋まります。数を決めて切るのが唯一の対策です。
- ゆずのエカキムシ — 柑橘の絵描き虫は蛾の幼虫です。新芽を出させすぎない管理が最大の防除になります。
- ゆずの苗選びと植え付け — 苗の選択で収穫開始が10年変わります。接ぎ木苗を春に植えるのが基本です。
- ゆずの月別の作業 — ゆずの作業は年に数回に集中します。何月に何をするかを先に押さえます。
- ゆずの収穫と保存 — 同じ木から2度採れます。青は香り、黄は果汁と、採る時期で使い道が変わります。
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