基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・あんず/大果晩生
- 熟期
- 7月上旬〜中旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家結実性あり。80g前後の大果で生食・加工兼用。裂果が少なめとされるが摘果が重要。
概要説明
信州大実は 1980 年に長野県で育成された大果のあんずで、新潟大実とアーリーオレンジの交配から生まれました。果実は 70〜80 グラムと大きく、果皮は橙黄色で赤みが差し、果肉は橙色で緻密。糖度は 12 度前後、酸味は穏やかで、完熟すれば生食でも美味しく、ジャムやシロップ漬け、干しあんずなど加工にも向く兼用品種です。晩生で収穫は 7 月上旬〜中旬と、平和や新潟大実より 1 週間ほど遅い。自家結実性があり 1 本で実がつきます。樹勢は強く、耐寒性が高いので寒冷地向き。裂果が少ない品種として評価されていますが、収穫期の雨には注意します。開花は 3 月下旬〜4 月上旬と早く、遅霜で結実しないことがあるため、霜の当たりにくい場所に植えます。実がつきすぎると小玉になるので、5 月に摘果して大玉に仕上げてください。
信州大実の特徴
- 果重 70〜80 グラムの大果で果肉が緻密
- 糖度 12 度前後で酸味が穏やか
- 晩生で 7 月上旬〜中旬に収穫
- 自家結実性があり 1 本で実がつく
- 裂果が少なく作りやすい
向いている使い方
- 完熟果の生食
- ジャム・シロップ漬け
- 干しあんず
- 1 本植えの家庭果樹
あんずの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはあんずの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- あんずの苗選びと植え付け — あんずは品種で受粉樹の要不要が分かれます。苗を買う前に品種を決め、落葉期に植えます。
- あんずの冬と夏の剪定 — あんずの実は短い枝につきます。冬に長い枝を整理し、短果枝を残すと毎年安定して実がつきます。
- あんずの水やりと肥料 — あんずは水はけと肥料の量で実の質が決まります。梅雨の水と年3回の施肥で、実割れと落果を防ぎます。
- あんずの月別の作業 — あんずは3月の開花から6月の収穫までが短く、春の作業が集中します。月ごとの作業を表で確かめます。
- あんずの病害虫と障害 — あんずは梅雨の病気と実割れが最大の敵です。症状から原因を見分け、収穫前は物理的な対策を主にします。
- あんずの収穫と保存 — あんずは熟すと数日で柔らかくなります。用途に合わせて採る時期を変え、採ったらすぐ加工します。
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