基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・あんず/加工
- 熟期
- 6月下旬〜7月上旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家結実性あり〜要確認。加工向けの古典品種。開花期の霜害と灰星病に注意。
概要説明
昭和は長野県で古くから作られてきた加工用あんずで、昭和初期に見いだされ、時代の名を冠した古典品種です。果実は 40〜50 グラムの中果で、果皮は橙黄色、果肉は橙色。酸味がはっきりしていて生食にはやや酸っぱく、ジャムやシロップ漬け、干しあんずなどの加工に向きます。平和と並んで長野県千曲市周辺の加工用あんずを支えてきました。自家結実性があるとされ 1 本でも実がつきますが、他品種を近くに植えると結実が安定します。樹勢は強く、耐寒性が高いので寒冷地向き。収穫は 6 月下旬〜7 月上旬で、平和とほぼ同時期。開花は 3 月下旬〜4 月上旬と早く、遅霜に当たると結実しないので、霜の当たりにくい場所に植えます。灰星病が出やすく、収穫期の雨で裂果することもあるので、雨よけと袋かけが有効。摘果して玉を揃えると品質が上がります。
昭和の特徴
- 長野県の加工用あんずの古典品種
- 果重 40〜50 グラムで酸味がはっきりしている
- 自家結実性があり 1 本でも実がつく
- 耐寒性が高く寒冷地向き
- 灰星病が出やすく雨よけと袋かけが有効
向いている使い方
- ジャム・シロップ漬け
- 干しあんず
- あんず酒
あんずの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはあんずの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- あんずの苗選びと植え付け — あんずは品種で受粉樹の要不要が分かれます。苗を買う前に品種を決め、落葉期に植えます。
- あんずの冬と夏の剪定 — あんずの実は短い枝につきます。冬に長い枝を整理し、短果枝を残すと毎年安定して実がつきます。
- あんずの水やりと肥料 — あんずは水はけと肥料の量で実の質が決まります。梅雨の水と年3回の施肥で、実割れと落果を防ぎます。
- あんずの月別の作業 — あんずは3月の開花から6月の収穫までが短く、春の作業が集中します。月ごとの作業を表で確かめます。
- あんずの病害虫と障害 — あんずは梅雨の病気と実割れが最大の敵です。症状から原因を見分け、収穫前は物理的な対策を主にします。
- あんずの収穫と保存 — あんずは熟すと数日で柔らかくなります。用途に合わせて採る時期を変え、採ったらすぐ加工します。
「昭和」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「あんず」、品種に「昭和」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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