基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・あんず/在来・加工
- 熟期
- 7月上旬〜中旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家結実性あり〜要確認。青森などで知られる在来系、大果で加工向け。耐寒性は比較的ある。
概要説明
八助は青森県南部町を中心に作られてきた在来のあんずで、江戸時代から続く地方品種です。果実は 60〜80 グラムと大きく、果皮は橙黄色、果肉は橙色で肉厚。酸味がはっきりしていて生食にはやや酸っぱいものの、その酸味を活かして青森では梅干しのように塩漬けやシソ漬けにする「あんず漬け」が郷土の味として定着しています。ジャムやシロップ漬けにも向きます。自家結実性があるとされ 1 本でも実がつきますが、他品種を近くに植えると結実が安定します。樹勢は強く、耐寒性が非常に高いので寒冷地向き。収穫は 7 月上旬〜中旬で、青森では晩生にあたります。開花は 4 月中旬と、青森では他の品種より遅霜の心配が少ない。雨に当たると裂果することがあるので、収穫前の雨よけが有効。摘果して玉を揃えると品質が上がります。青森の郷土の味を家庭で再現したい人向けです。
八助の特徴
- 青森県南部町の在来あんずで江戸時代から続く
- 果重 60〜80 グラムの大果で肉厚
- 酸味がはっきりして塩漬けやシソ漬けに向く
- 耐寒性が非常に高く寒冷地向き
- 7 月上旬〜中旬に収穫
向いている使い方
- 塩漬け・シソ漬けのあんず漬け
- ジャム・シロップ漬け
- 干しあんず
- 寒冷地の家庭果樹
あんずの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはあんずの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- あんずの苗選びと植え付け — あんずは品種で受粉樹の要不要が分かれます。苗を買う前に品種を決め、落葉期に植えます。
- あんずの冬と夏の剪定 — あんずの実は短い枝につきます。冬に長い枝を整理し、短果枝を残すと毎年安定して実がつきます。
- あんずの水やりと肥料 — あんずは水はけと肥料の量で実の質が決まります。梅雨の水と年3回の施肥で、実割れと落果を防ぎます。
- あんずの月別の作業 — あんずは3月の開花から6月の収穫までが短く、春の作業が集中します。月ごとの作業を表で確かめます。
- あんずの病害虫と障害 — あんずは梅雨の病気と実割れが最大の敵です。症状から原因を見分け、収穫前は物理的な対策を主にします。
- あんずの収穫と保存 — あんずは熟すと数日で柔らかくなります。用途に合わせて採る時期を変え、採ったらすぐ加工します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「あんず」、品種に「八助」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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