基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・あんず/生食改良
- 熟期
- 7月上旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家結実性あり〜要確認。生食向けの中〜大果、酸味少なめ。摘果と裂果対策が重要。
概要説明
ニコニコットは長野県が育成した生食用あんずで、2000 年代後半から苗が流通しています。ハーコットの食味と信州大実の作りやすさを合わせることを狙った品種で、果実は 60〜80 グラムの大果、果皮は橙色に赤みが差し、果肉は橙色。糖度は 13 度前後、酸味が少なく、生で食べて美味しい。収穫は 7 月上旬で、ハーコットよりやや遅い。自家結実性があるとされ 1 本でも実がつきますが、他品種を近くに植えると結実が安定します。樹勢は中〜強。耐寒性はあり、開花は 3 月下旬〜4 月上旬と早いので遅霜に注意します。裂果はハーコットより少ないとされますが、収穫期の雨には雨よけや袋かけが有効。灰星病にも注意が要ります。実がつきすぎると小玉になるので、5 月に摘果して大玉に仕上げてください。家庭果樹として生食用あんずを 1 本で育てたい人向けです。
ニコニコットの特徴
- 果重 60〜80 グラムで糖度 13 度前後の生食用
- 酸味が少なく生で美味しい
- 自家結実性があり 1 本でも実がつく
- 7 月上旬に収穫
- ハーコットより裂果が少ない
向いている使い方
- 完熟果の生食
- コンポート・タルト
- 1 本植えの家庭果樹
あんずの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはあんずの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- あんずの苗選びと植え付け — あんずは品種で受粉樹の要不要が分かれます。苗を買う前に品種を決め、落葉期に植えます。
- あんずの冬と夏の剪定 — あんずの実は短い枝につきます。冬に長い枝を整理し、短果枝を残すと毎年安定して実がつきます。
- あんずの水やりと肥料 — あんずは水はけと肥料の量で実の質が決まります。梅雨の水と年3回の施肥で、実割れと落果を防ぎます。
- あんずの月別の作業 — あんずは3月の開花から6月の収穫までが短く、春の作業が集中します。月ごとの作業を表で確かめます。
- あんずの病害虫と障害 — あんずは梅雨の病気と実割れが最大の敵です。症状から原因を見分け、収穫前は物理的な対策を主にします。
- あんずの収穫と保存 — あんずは熟すと数日で柔らかくなります。用途に合わせて採る時期を変え、採ったらすぐ加工します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「あんず」、品種に「ニコニコット」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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