基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・あんず/生食
- 熟期
- 6月下旬〜7月上旬
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
自家結実性はやや不安定で受粉樹推奨。大果で甘味があり生食向き。暖地では着果・病害に注意。
概要説明
ハーコットはカナダ・オンタリオ州で育成された生食用あんずで、日本では長野県などで栽培され、生で食べて美味しいあんずの代表として知られます。果実は 60〜80 グラムの大果で、果皮は橙色に赤みが差し、果肉は橙色で緻密。糖度は 13〜15 度と高く、酸味が少なくジューシーで、あんずというより桃に近い食味です。収穫は 6 月下旬〜7 月上旬。自家結実性はやや不安定で、平和や信州大実など他品種を近くに植えると結実が安定します。樹勢は中〜強。耐寒性はありますが、暖地では開花後の低温や梅雨の病害で着果が不安定になりやすく、灰星病と黒星病への対策が要ります。雨に当たると裂果することがあるので、収穫前の雨よけと袋かけが有効。実がつきすぎたら摘果して大玉に仕上げてください。家庭で生食用あんずを育てるなら第一候補です。
ハーコットの特徴
- 果重 60〜80 グラムで糖度 13〜15 度の生食用
- 酸味が少なく桃に近いジューシーな食味
- 自家結実性がやや不安定で受粉樹があると安定
- 6 月下旬〜7 月上旬に収穫
- 暖地では梅雨の病害と着果不安定に注意
向いている使い方
- 完熟果の生食
- コンポート・タルト
- 受粉樹と組み合わせる家庭果樹
あんずの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはあんずの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- あんずの苗選びと植え付け — あんずは品種で受粉樹の要不要が分かれます。苗を買う前に品種を決め、落葉期に植えます。
- あんずの冬と夏の剪定 — あんずの実は短い枝につきます。冬に長い枝を整理し、短果枝を残すと毎年安定して実がつきます。
- あんずの水やりと肥料 — あんずは水はけと肥料の量で実の質が決まります。梅雨の水と年3回の施肥で、実割れと落果を防ぎます。
- あんずの月別の作業 — あんずは3月の開花から6月の収穫までが短く、春の作業が集中します。月ごとの作業を表で確かめます。
- あんずの病害虫と障害 — あんずは梅雨の病気と実割れが最大の敵です。症状から原因を見分け、収穫前は物理的な対策を主にします。
- あんずの収穫と保存 — あんずは熟すと数日で柔らかくなります。用途に合わせて採る時期を変え、採ったらすぐ加工します。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「あんず」、品種に「ハーコット」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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