基本情報
- 系統・区分
- 亜熱帯果樹・アボカド/Aタイプ
- 熟期
- A タイプ
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
常緑高木。世界的主力品種。寒さに弱く、国内露地は暖地向き。A/Bタイプ混植で結実安定。
概要説明
ハスは、1920 年代にカリフォルニア州の郵便配達員ルドルフ・ハスが自宅の庭で見つけた実生から生まれた品種で、現在世界で流通するアボカドの大半を占めます。日本のスーパーで売られている黒くごつごつした皮のアボカドはほぼこの品種です。果実は 200〜300 グラムの卵形で、熟すと果皮が緑から黒紫に変わるため食べ頃が分かりやすく、果肉は脂肪分が高くクリーミーで濃厚な味です。花の開き方は A タイプで、B タイプのベーコンやフェルテを近くに植えると受粉が安定して実つきがよくなります。常緑高木で樹勢が強く、放任すると 10 メートルを超えますが、鉢植えなら 2 メートルほどに抑えられます。寒さには弱く、氷点下 2 度ほどで葉が傷むため、関東以北では鉢植えにして冬は室内の明るい窓辺に取り込みます。過湿に弱く根腐れしやすいので、水はけのよい土に植え、乾いてから水を与えます。開花から収穫まで 1 年近くかかり、樹上で長く実を保てます。
ハスの特徴
- 1920 年代にカリフォルニアで見つかった世界の主力品種
- 果実は 200〜300 グラムで熟すと果皮が黒紫に変わる
- 果肉は脂肪分が高くクリーミーで濃厚
- 花は A タイプで B タイプ品種の混植で実つきが安定する
- 氷点下 2 度で葉が傷むため寒地では鉢植えで冬は室内へ
- 過湿に弱く根腐れしやすい
向いている使い方
- 自家製アボカドを生食やサラダに
- 鉢植えで室内の明るい窓辺に取り込んで育てる
- B タイプ品種の受粉樹として
アボカドの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはアボカドの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- アボカドの苗選びと植え付け — 食べた後の種から育てる方法と、実をならせるための接ぎ木苗の植え付けを分けて解説します。関東の露地は冬の寒さが壁になるので鉢植えが基本です。
- アボカドの花と受粉 — アボカドの花は一日のうちで雌と雄の役割が入れ替わる珍しい仕組みです。一本でも実がつく理由と、二品種で確実にならせる方法を解説します。
- アボカドの剪定と仕立て — アボカドは放っておくと一本の棒のように高く伸びます。摘心で枝分かれさせ、花芽を落とさない時期に切って、鉢で管理できる高さに収める方法を説明します。
- アボカドの水やりと追肥 — アボカドは過湿で根腐れし、乾かすと葉先が枯れる気難しさがあります。季節ごとの水やりの目安と、花と実のための肥料の与え方を解説します。
- アボカドの月別の作業 — 関東の鉢植えを基準に、アボカドの一年の作業を月ごとにまとめました。冬の寒さ対策と夏の水やりが要で、剪定と肥料の時期を間違えないことが実への近道です。
- アボカドの病害虫と障害 — アボカドで株を失う原因の多くは病気より根腐れと寒さです。室内で増えるカイガラムシやハダニと合わせて、症状からの見分け方と手当てをまとめます。
- アボカドの収穫と追熟 — アボカドは木についたままでは柔らかくならず、採ってから室温で追熟させます。収穫の時期の見極めと、追熟の進め方、失敗したときの見分け方をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「アボカド」、品種に「ハス」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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