基本情報
- 系統・区分
- 亜熱帯果樹・アボカド/Bタイプ
- 熟期
- B タイプ
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
常緑高木。受粉樹としても使われる品種。果実品質はやや軽め。
概要説明
ズタノは、1920 年代にカリフォルニア州で見出されたメキシコ系とグアテマラ系の交雑品種で、耐寒性が比較的強く氷点下 3〜4 度ほどまで耐えるため、暖地での露地栽培や受粉樹として植えられます。果実は 200〜300 グラムの洋梨形で、果皮は薄く光沢のある緑色のまま熟し、果肉はやや水分が多くあっさりした味で、ハスのような濃厚さはありません。花の開き方は B タイプで、ハスをはじめとする A タイプ品種の受粉樹として組み合わせるのが主な役割で、開花期が長く重なるため相性がよいとされます。常緑高木で直立ぎみに育ち、樹勢は強く、若木のうちからよく実をつけます。収穫期は暖地で 10〜1 月頃で、果皮の色が変わらないので果実の大きさで判断し、室内で追熟させます。皮が薄いため傷みやすく、日持ちは短めです。水はけのよい土を好み、過湿による根腐れを避けます。
ズタノの特徴
- 1920 年代カリフォルニア選抜で氷点下 3〜4 度ほどまで耐える
- 果実は 200〜300 グラムの洋梨形で果皮は光沢のある緑
- 果肉は水分が多くあっさりした味
- 花は B タイプでハスなど A タイプ品種の受粉樹に向く
- 直立ぎみで樹勢が強く若木からよく実をつける
- 皮が薄く日持ちが短い
向いている使い方
- ハスなど A タイプ品種の受粉樹として
- 暖地の露地栽培に
- あっさりした果肉をサラダに
アボカドの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはアボカドの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- アボカドの苗選びと植え付け — 食べた後の種から育てる方法と、実をならせるための接ぎ木苗の植え付けを分けて解説します。関東の露地は冬の寒さが壁になるので鉢植えが基本です。
- アボカドの花と受粉 — アボカドの花は一日のうちで雌と雄の役割が入れ替わる珍しい仕組みです。一本でも実がつく理由と、二品種で確実にならせる方法を解説します。
- アボカドの剪定と仕立て — アボカドは放っておくと一本の棒のように高く伸びます。摘心で枝分かれさせ、花芽を落とさない時期に切って、鉢で管理できる高さに収める方法を説明します。
- アボカドの水やりと追肥 — アボカドは過湿で根腐れし、乾かすと葉先が枯れる気難しさがあります。季節ごとの水やりの目安と、花と実のための肥料の与え方を解説します。
- アボカドの月別の作業 — 関東の鉢植えを基準に、アボカドの一年の作業を月ごとにまとめました。冬の寒さ対策と夏の水やりが要で、剪定と肥料の時期を間違えないことが実への近道です。
- アボカドの病害虫と障害 — アボカドで株を失う原因の多くは病気より根腐れと寒さです。室内で増えるカイガラムシやハダニと合わせて、症状からの見分け方と手当てをまとめます。
- アボカドの収穫と追熟 — アボカドは木についたままでは柔らかくならず、採ってから室温で追熟させます。収穫の時期の見極めと、追熟の進め方、失敗したときの見分け方をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「アボカド」、品種に「ズタノ」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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