科: アブラナ科属: アブラナ属
栽培カレンダー
関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。
11月のブロッコリーは「生育」の時期です。 11月の畑仕事を見る
ブロッコリーを詳しく知る
項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。
よくある悩み・今の作業
ブロッコリーで実際に起きる悩みと、時期ごとの作業を 1 つずつ解決する記事です。
記録しておきたいタイミング
定植した日
定植から頂花蕾の収穫まで 60〜90 日。日を残せば収穫時期が読めます。
防虫ネットをかけた日
花蕾に虫が入ると洗っても取れません。定植と同時にネットをかけた日を残します。
頂花蕾が見え始めた日
中心に蕾が見えたら収穫まで 2 週間ほど。この日を残すと採り遅れません。
頂花蕾を採った日
採ったあとに側花蕾が伸びます。頂花蕾の収穫日から側花蕾の収穫がいつまで続いたかを残すと、株数の判断ができます。
収穫までのコツ
ブロッコリーを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。
株間45cmで一列に植える
外葉が大きく広がるので、詰めると花蕾が小ぶりになります。一条植えにして両側から光を当てると、株の揃いが良くなります。
苗は本葉5枚までに植える
育ちすぎた苗は根が回って生育が止まります。本葉4〜5枚、ポットの底に根が軽く見える程度のうちに畑へ出します。
追肥は蕾が見える前に済ませる
蕾が出てから効かせても大きくなりません。定植3週間後と1か月半後の2回で、外葉をつくり切ってしまうのが要点です。
頂花蕾は茎を15cm付けて切る
太い茎も甘く食べられます。斜めに切り口を作ると水がたまらず、残した株の切り口から腐るのを防げます。
茎ブロッコリーは早めに摘む
スティック系は小さな頂花蕾を早いうちに摘み取ると、側枝が一斉に伸びます。品種に合わせて仕立てを変えるのが要点です。
ブロッコリーの栽培をはじめるのに用意するもの
これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。
- 完熟堆肥探す言葉「完熟堆肥 牛ふん」
- 規格の目安
- 牛ふん堆肥かバーク堆肥。40L 前後の袋。
- 数量の目安
- 1 ㎡あたり 2〜3kg(およそ 5〜8L)。
最初にやることは土づくりです。植え付けの 2〜3 週間前に入れて、土になじませます。
- 化成肥料(8-8-8 など)探す言葉「化成肥料 8-8-8」
- 規格の目安
- 粒状。1kg 袋なら一年ぶんの追肥に足ります。
- 数量の目安
- 元肥は 1 ㎡あたり 100g、追肥は 1 回 30〜50g。
元肥にも追肥にも同じものが使えます。まず 1 袋あれば十分です。
- 移植ごて探す言葉「移植ごて ステンレス」
- 規格の目安
- 幅 6〜8cm のステンレス製。柄と刃が一体のものは曲がりません。
種まきから植え付けまで、いちばん手に取る道具です。
- 防虫ネット探す言葉「防虫ネット 目合い1mm」
- 規格の目安
- 目合い 1mm、幅 180cm。トンネル支柱と合わせて使います。
薬を使わずに虫を防ぐなら、まずこれです。1mm で止まるのは蛾や蝶。アブラムシやアザミウマまで狙うなら 0.6mm 以下が要りますが、そのぶん風が通らなくなります。
- 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから 1 つずつ足すほうが無駄になりません。
- 苗から始めるなら、種まき用の資材は要りません。
ブロッコリーの病害虫(25)
ブロッコリーでの症状・予防・対処を、重要度の高い順に並べています。
アオムシ
主要害虫
時期 春・秋(4〜6月、9〜11月)出る場所 葉・花蕾出やすい条件 モンシロチョウが飛ぶ時期
症状 葉に穴が開き、花蕾の中に潜り込みます。花蕾に入られると洗っても取れません。
予防 定植直後からの防虫ネットが必須です。花蕾が見え始めてからでは遅すぎます。
対処 見つけ次第捕殺。花蕾は収穫後に塩水に浸けると中の虫が出てきます。
花蕾周辺も食害する
病原・原因(この病名で報告のあるもの): モンシロチョウ
コナガ
主要害虫Px
時期 春〜秋(4〜11月)出る場所 葉裏・花蕾出やすい条件 高温乾燥
症状 葉裏の表皮を残して食べ、白く透けた斑ができます。花蕾にも潜ります。
予防 防虫ネット。薬剤抵抗性がつきやすいので薬に頼りきらないこと。
対処 捕殺と系統の違う薬の使い分け。
生長点付近を加害する
病原・原因(この病名で報告のあるもの): コナガ
黒腐病
よくある病気Xcc
時期 梅雨・秋雨(6〜7月、9〜10月)出る場所 葉出やすい条件 雨と傷口
症状 葉の縁からV字形に黄変し、葉脈が黒くなります。
予防 健全な種子と、雨天作業を避けること。防虫も予防になります。
対処 発病葉を取り除き、広がれば株ごと抜きます。
秋雨期に発生しやすい
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Alternaria alternata、Alternaria citri、Botryosphaeria obtusa ほか10
根こぶ病
よくある病気Pb
時期 生育期を通して出る場所 根出やすい条件 酸性土壌。連作
症状 生育が止まり、根にこぶができます。花蕾が小さいまま止まります。
予防 石灰で pH を上げ、連作を避けます。抵抗性品種もあります。
対処 治せません。抜いて処分し、アブラナ科を数年空けます。
生育不良と萎れで気付く
病原・原因(この病名で報告のあるもの): Plasmodiophora brassicae
ヨトウムシ
よくある害虫
時期 春・秋(5〜6月、9〜10月)出る場所 葉・花蕾出やすい条件 秋口の高温
症状 夜に葉を食べ、花蕾にも入ります。若齢は葉裏に群生します。
予防 卵塊を葉ごと取り、防虫ネットで産卵を防ぎます。
対処 若齢のうちに葉ごと処分します。
花蕾に潜り込む
病原・原因(この病名で報告のあるもの): ヨトウガ
ほかに報告のある病害虫(20)
ブロッコリーで発生の報告がある病害虫です。病害虫辞典に説明があるものは、名前から症状・予防・対処を開けます。
よくあるトラブル
花蕾が黄色く開いてしまった
採り遅れです。蕾が締まっているうちに採ります。暖かい時期は数日で開くので毎日見ます。
花蕾の中に青虫がいる
ネットをかける前に産卵されています。定植と同時にかけ、隙間を土で埋めます。
花蕾が小さいまま
定植が遅れて株が十分育つ前に花芽ができました。適期に定植し、外葉をしっかり育てます。
側花蕾が出ない
肥料切れです。頂花蕾を採ったあとに追肥すると、長く採り続けられます。
品種一覧(34)
Gadenin の作物マスタに登録されているブロッコリーの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。
か1
ま2
や1
ら1
その他29
ブロッコリーの動画ランキング
ブロッコリーを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。
この作物でよく出る用語
本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。
この記事は広告を含みます。