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🥕 野菜・果菜

ブロッコリーの育て方|栽培方法と収穫までのコツ

頂花蕾の後の側花蕾まで採れます。収穫の切り替え時期を記録しましょう。

iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。

ブロッコリーの写真

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

播種・育苗生育

9月のブロッコリーは「生育」の時期です。 9月の畑仕事を見る

ブロッコリーの月別の作業を詳しく見る

ブロッコリーを詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

よくある悩み・今の作業

ブロッコリーで実際に起きる悩みと、時期ごとの作業を 1 つずつ解決する記事です。

ブロッコリーの悩みと作業をすべて見る

記録しておきたいタイミング

定植した日

定植から頂花蕾の収穫まで 60〜90 日。日を残せば収穫時期が読めます。

防虫ネットをかけた日

花蕾に虫が入ると洗っても取れません。定植と同時にネットをかけた日を残します。

頂花蕾が見え始めた日

中心に蕾が見えたら収穫まで 2 週間ほど。この日を残すと採り遅れません。

頂花蕾を採った日

採ったあとに側花蕾が伸びます。頂花蕾の収穫日から側花蕾の収穫がいつまで続いたかを残すと、株数の判断ができます。

ブロッコリーの育苗・苗選びを詳しく見る

収穫までのコツ

ブロッコリーを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

株間45cmで一列に植える

外葉が大きく広がるので、詰めると花蕾が小ぶりになります。一条植えにして両側から光を当てると、株の揃いが良くなります。

苗は本葉5枚までに植える

育ちすぎた苗は根が回って生育が止まります。本葉4〜5枚、ポットの底に根が軽く見える程度のうちに畑へ出します。

追肥は蕾が見える前に済ませる

蕾が出てから効かせても大きくなりません。定植3週間後と1か月半後の2回で、外葉をつくり切ってしまうのが要点です。

頂花蕾は茎を15cm付けて切る

太い茎も甘く食べられます。斜めに切り口を作ると水がたまらず、残した株の切り口から腐るのを防げます。

茎ブロッコリーは早めに摘む

スティック系は小さな頂花蕾を早いうちに摘み取ると、側枝が一斉に伸びます。品種に合わせて仕立てを変えるのが要点です。

ブロッコリーの側花蕾を穫るを詳しく見る

ブロッコリーの栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから 1 つずつ足すほうが無駄になりません。
  • 苗から始めるなら、種まき用の資材は要りません。

ブロッコリーの病害虫(25

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

アオムシ

主要害虫

時期 春・秋(4〜6月、9〜11月)出る場所 葉・花蕾出やすい条件 モンシロチョウが飛ぶ時期

症状 葉に穴が開き、花蕾の中に潜り込みます。花蕾に入られると洗っても取れません。

予防 定植直後からの防虫ネットが必須です。花蕾が見え始めてからでは遅すぎます。

対処 見つけ次第捕殺。花蕾は収穫後に塩水に浸けると中の虫が出てきます。

花蕾周辺も食害する

病原・原因(この病名で報告のあるもの): モンシロチョウ

コナガ

主要害虫Px

時期 春〜秋(4〜11月)出る場所 葉裏・花蕾出やすい条件 高温乾燥

症状 葉裏の表皮を残して食べ、白く透けた斑ができます。花蕾にも潜ります。

予防 防虫ネット。薬剤抵抗性がつきやすいので薬に頼りきらないこと。

対処 捕殺と系統の違う薬の使い分け。

生長点付近を加害する

病原・原因(この病名で報告のあるもの): コナガ

黒腐病

よくある病気Xcc

時期 梅雨・秋雨(6〜7月、9〜10月)出る場所出やすい条件 雨と傷口

症状 葉の縁からV字形に黄変し、葉脈が黒くなります。

予防 健全な種子と、雨天作業を避けること。防虫も予防になります。

対処 発病葉を取り除き、広がれば株ごと抜きます。

秋雨期に発生しやすい

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Alternaria alternata、Alternaria citri、Botryosphaeria obtusa ほか10

根こぶ病

よくある病気Pb

時期 生育期を通して出る場所出やすい条件 酸性土壌。連作

症状 生育が止まり、根にこぶができます。花蕾が小さいまま止まります。

予防 石灰で pH を上げ、連作を避けます。抵抗性品種もあります。

対処 治せません。抜いて処分し、アブラナ科を数年空けます。

生育不良と萎れで気付く

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Plasmodiophora brassicae

ヨトウムシ

よくある害虫

時期 春・秋(5〜6月、9〜10月)出る場所 葉・花蕾出やすい条件 秋口の高温

症状 夜に葉を食べ、花蕾にも入ります。若齢は葉裏に群生します。

予防 卵塊を葉ごと取り、防虫ネットで産卵を防ぎます。

対処 若齢のうちに葉ごと処分します。

花蕾に潜り込む

病原・原因(この病名で報告のあるもの): ヨトウガ

萎黄病

病気一般的な内容Foa / Foc

症状 下葉から黄化し、葉柄がねじれて株が片側に傾く。導管が褐変し、生育が止まって結球しないまま枯れることがある。

予防 抵抗性品種を選び、アブラナ科・イチゴの連作を避ける。無病苗を使い、汚染土壌を農具や靴で持ち込まない。

対処 発病株は根ごと抜き取って処分する。治療は困難なので、輪作や太陽熱消毒で次作の菌密度を下げることを優先する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Candidatus、Fusarium oxysporum、Fusarium oxysporum f. sp. apii ほか8

うどんこ病

病気一般的な内容Ec

症状 はじめ葉表に白い斑点が点在し、やがて葉全体が白い粉状に覆われる。進行すると葉が黄化・褐変して枯れ上がり、光合成が落ちて生育と収量が低下する。

予防 日当たりと風通しを確保し、混み合った下葉やわき芽を早めに整理する。窒素過多の軟弱徒長を避け、抵抗性品種を選ぶと発生を抑えやすい。

対処 初発の葉は見つけ次第切除して株外へ持ち出す。まん延前に登録のある殺菌剤を葉裏まで丁寧に散布し、同一系統の連用を避ける。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59

菌核病

病気一般的な内容

症状 地際や茎、結球部が水浸状に軟腐し、白い綿毛状の菌糸で覆われる。やがて内部や表面に黒い菌核が形成され、株は萎れて枯死する。

予防 排水を良くし、密植と過湿を避ける。菌核は土中で数年生存するため、被害株は菌核ごと取り除き、イネ科との輪作や深耕を行う。

対処 発病株は周囲の土ごと除去して処分する。発生しやすい時期には登録のある殺菌剤を株元中心に散布する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Sclerotinia bulborum、Sclerotinia intermedia、Sclerotinia rubi ほか5

白さび病

病気一般的な内容Ac

症状 葉裏に乳白色でやや盛り上がった不整形の斑点ができ、表皮が破れて白い粉を出す。葉表は淡黄色に変色し、多発すると株の外観と商品価値が落ちる。

予防 密植と過湿を避け、株間の風通しを保つ。被害葉と残さを処分し、アブラナ科の連続作付けを避ける。

対処 発病葉は摘み取って処分する。発生初期に登録のある殺菌剤を葉裏中心に散布し、多湿が続くときは間隔を詰めて防除する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Albugo candida、Albugo ipomoeae-aquaticae、Albugo ipomoeae-hardwickii ほか5

苗立枯病

病気一般的な内容

症状 地際部がくびれて水浸状〜褐色に細くなり、苗がぱたりと倒伏する。発芽前に侵されると出芽自体がそろわず、欠株となる。

予防 清潔な新しい培土と消毒済みの容器を使い、播種後の過湿と厚まきを避ける。換気して苗を締めて育てることが最大の予防である。

対処 発病苗と周囲の培土は速やかに取り除く。灌水を控えて表面を乾かし、必要に応じて登録のある薬剤で灌注処理を行う。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Achlya klebsiana、Cylindrocladium canadense、Fusarium avenaceum ほか41

軟腐病

病気一般的な内容Pcc

症状 地際や結球部が水浸状に軟化し、やがてドロドロに崩れる。腐敗部から独特の不快臭がする。

予防 高畝にして排水と通風を確保し、株間を詰めすぎない。収穫や間引きで作った傷を長雨の前に作らないようにする。

対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外へ持ち出して処分する。周囲へ広がるため残渣をすき込まず、銅剤の予防散布に切り替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Choanephoroidea cucurbitae、Dickeya solani、Dickeya sp. ほか11

ネギアザミウマ

害虫一般的な内容Tt

症状 葉の表面に白いかすり状の細かい斑点が縦に並び、進むと葉全体が白っぽく変色する。生育が止まり、収量と品質が落ちる。

予防 葉の付け根に潜むため、乾燥期は潅水と圃場周辺の除草を徹底する。銀色マルチと防虫ネットで飛来を減らす。

対処 葉の隙間に薬液が届くよう展着剤を併用して散布する。抵抗性がつきやすいので系統の異なる剤を交互に使う。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): ネギアザミウマ

半身萎凋病

病気一般的な内容Va / Vd

症状 下葉の片側だけが黄変・萎凋し、症状が上位葉へ進む。茎の導管が淡褐色に変色し、株は生育不良のまま枯れていく。

予防 抵抗性台木の接ぎ木苗を使い、ナス科・ウリ科の連作を避ける。被害残さを持ち込まず、地温の上がりすぎ・下がりすぎを避ける。

対処 発病株は抜き取り処分する。多発ほ場では太陽熱消毒や輪作で菌密度を下げ、必要なら登録のある土壌消毒剤を検討する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Verticillium albo-atrum、Verticillium dahliae、Verticillium nigrescens ほか1

べと病

病気一般的な内容Hb

症状 葉表に淡黄色〜黄褐色の角形病斑ができ、葉裏の同じ位置に灰紫色のかびを生じる。病斑が融合して葉が枯れ上がり、株全体が早期に衰える。

予防 密植を避け、株元の泥はねをマルチで防ぐ。夕方の灌水を控えて葉を長時間濡らさず、連作は避ける。

対処 発病葉は早期に除去し圃場外へ処分する。多湿が続く時期は予防的に登録のある殺菌剤を散布し、葉裏にかかるようにする。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Bremia centaureae、Bremia lactucae、Bremia taraxaci ほか30

輪紋病

病気一般的な内容Mb

症状 枝幹の表面がいぼ状に隆起して粗くなり、そこが伝染源となる。果実には褐色の円形病斑ができ、同心円状の輪紋を描きながら軟らかく腐敗する。

予防 いぼ症状の出た枝は剪定して処分し、樹体を健全に保つ。落果や被害果を園内に残さず、袋かけで果実への感染を減らす。

対処 腐敗果は早めに取り除いて処分する。梅雨から夏の降雨期に登録のある殺菌剤を定期散布し、枝幹の伝染源を減らす。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Alternaria linariae、Alternaria solani、Ascochyta compositarum ほか22

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記録されている病名(10

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

ピシウム腐敗病モザイク病株腐病植物寄生性線虫腐敗病花蕾腐敗病黄化病黒すす病黒斑病黒斑細菌病

よくあるトラブル

花蕾が黄色く開いてしまった

採り遅れです。蕾が締まっているうちに採ります。暖かい時期は数日で開くので毎日見ます。

花蕾の中に青虫がいる

ネットをかける前に産卵されています。定植と同時にかけ、隙間を土で埋めます。

花蕾が小さいまま

定植が遅れて株が十分育つ前に花芽ができました。適期に定植し、外葉をしっかり育てます。

側花蕾が出ない

肥料切れです。頂花蕾を採ったあとに追肥すると、長く採り続けられます。

品種一覧(34

Gadenin の作物マスタに登録されているブロッコリーの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

1

2

1

1

その他29

ブロッコリーの動画ランキング

ブロッコリーを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。

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この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

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Gadenin でブロッコリーを記録すると

作物名に「ブロッコリー」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

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