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🪴 観葉・多肉

カランコエの育て方|置き場所と水やり・枯らさないコツ

小さな花が集まって咲く多肉植物で、冬から春の鉢花として人気です。日が短くなると花芽をつける性質があり、夜間に光が当たると咲きません。乾燥に強く、水やりは控えめに。挿し芽で増やせます。

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カランコエの写真

科: ベンケイソウ科属: Kalanchoe日当たり: 日なた水やり: 少なめ耐寒性: やや弱い

栽培カレンダー

関東地方の目安です。地域と品種で前後します。実際の日付は記録に残しましょう。

生育期開花・見ごろ休眠期

9月のカランコエは「生育期」の時期です。 9月の畑仕事を見る

カランコエの月別の作業を詳しく見る

カランコエを詳しく知る

項目ごとに 1 ページで掘り下げています。いま知りたいところから読んでください。

記録しておきたいタイミング

植え付け日

日付を残しましょう。

開花日

日付を残しましょう。

切り戻した日

花後に切り戻します。日付を残しましょう。

上手に育てるコツ

カランコエを育てるうえで、うまくいくかどうかを分ける勘所です。暦や病害虫の前に、ここだけ押さえておくと結果が変わります。

咲き終わった花は花茎ごと切る

花がらを残すと種づくりに養分が回り、次の花房が上がりません。一房終わるたび、茎の付け根まで切り下ろします。

冬は10度以上の室内に置く

熱帯マダガスカル生まれで、5度を下回ると葉が水っぽく傷みます。窓辺は夜に冷えるので、夜間は部屋の内側へ寄せます。

葉を3枚残して挿し芽にする

切り戻した茎はそのまま挿し穂に使えます。下葉を外して3枚残し、乾いた土に挿すと2週間ほどで根づきます。

水は土が乾いてから与える

多肉質の葉に水を蓄えるため、湿ったまま与え続けると茎が細く水っぽくなります。鉢が軽くなってから注ぎます。

株は毎年春に植え替える

細い根が鉢の中に回りやすく、2年目以降は水はけが落ちます。花が終わる5月に古い土を落として新しい鉢へ移します。

カランコエの栽培をはじめるのに用意するもの

これから育てるなら、まず次の 4 つがあれば始められます。作業ごとに要るものは、各解説のページにまとめています。

  • 培養土(観葉植物用・多肉用)探す言葉「観葉植物 培養土 水はけ」
    規格の目安
    水はけ重視の配合。多肉・サボテンならさらに粒の粗い専用土。
    数量の目安
    8 号鉢 1 個で約 8L、6 号鉢で約 3L。

    室内は土が乾きにくく、水もちのよい土だと根が傷みます。用途の書かれた土を選ぶだけで失敗が減ります。

  • 鉢(スリット鉢・素焼き鉢)探す言葉「植木鉢 スリット 8号」
    規格の目安
    今の鉢よりひと回り(直径 3cm)大きいもの。スリット鉢は根が鉢底で回りません。

    大きすぎる鉢は、根の届かない土が湿ったまま残ります。1 号ずつ大きくするのが原則です。

  • 土壌水分計探す言葉「土壌水分計 観葉植物」
    規格の目安
    土に挿して読む針式。

    鉢ものを枯らす原因の筆頭は水のやりすぎです。挿して確かめる習慣が付くと、それがなくなります。

  • 緩効性肥料(置き肥)探す言葉「緩効性肥料 観葉植物 置き肥」
    規格の目安
    2〜3 か月効く粒状。
    数量の目安
    8 号鉢に 10〜15g を、春から秋に 2〜3 か月ごと。

    置いておくだけで効きます。冬は生育が止まるので与えません。

買わなくてよいもの・代わりになるもの
  • 道具のセット買いは要りません。使う場面が来てから足すほうが無駄になりません。
  • 受け皿に水を溜めたままにしないでください。根腐れの典型です。

カランコエの病害虫(9

症状・予防・対処が分かっているものを、重要度の高い順に並べています。「一般的な内容」と付いているものは、この作物にかぎった記述がまだ無く、病害虫そのものの説明を出しています。

青枯病

病気一般的な内容

症状 日中に葉が青いまましおれ、朝夕は回復する状態を数日繰り返したのち枯死する。茎を切って水に浸すと白濁した細菌液が糸を引いて出る。

予防 連作を避け、抵抗性台木の接ぎ木苗を使う。排水をよくして高畝にし、根を傷つける深耕や過度な中耕を控える。

対処 有効な治療手段はないため、発病株は土ごと早めに抜き取り処分する。作業に使ったハサミや手を洗い、同じ場所でのナス科の連作をやめる。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Erwinia tracheiphila、青枯病菌、Ralstonia sp.

うどんこ病

病気一般的な内容

症状 はじめ葉表に白い斑点が点在し、やがて葉全体が白い粉状に覆われる。進行すると葉が黄化・褐変して枯れ上がり、光合成が落ちて生育と収量が低下する。

予防 日当たりと風通しを確保し、混み合った下葉やわき芽を早めに整理する。窒素過多の軟弱徒長を避け、抵抗性品種を選ぶと発生を抑えやすい。

対処 初発の葉は見つけ次第切除して株外へ持ち出す。まん延前に登録のある殺菌剤を葉裏まで丁寧に散布し、同一系統の連用を避ける。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Blumeria graminis f. sp. hordei、Blumeria graminis f. sp. secalis、Blumeria graminis f. sp. tritici ほか59

疫病

病気一般的な内容

症状 葉に暗緑色の水浸状病斑ができ、急速に拡大して褐色に枯れる。葉裏や病斑周縁に白いかびを生じ、茎や果実にも黒褐色の病斑が広がる。

予防 健全な種いも・苗を使い、排水と通風を確保する。雨よけ栽培や敷きわらで泥はねを防ぎ、ナス科の連作を避ける。

対処 発病株は速やかに抜き取り、圃場外で処分する。降雨前に登録のある殺菌剤を予防散布するのが基本で、発生後の回復は難しい。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Phytophthora asparagi、Phytophthora cactorum、Phytophthora cambivora ほか26

褐斑病

病気一般的な内容

症状 葉に淡褐色〜灰褐色の小斑点ができ、拡大して不整形の病斑となる。病斑が融合すると葉全体が枯れ、株の勢いが急落する。

予防 換気と除湿で葉の濡れ時間を短くし、密植を避ける。被害葉と残さは早めに処分し、連作ほ場では品種と作型を見直す。

対処 初発を見たら病葉を除去し、登録のある殺菌剤を葉裏まで散布する。耐性菌が出やすいので同一系統の連用は避ける。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acidovorax avenae subsp. cattleyae、Alternaria alternata、Alternaria dauci ほか57

さび病

病気一般的な内容

症状 葉の表裏に小さな橙黄色〜赤褐色の隆起した斑点ができ、破れて粉状の胞子を飛散する。多発すると葉が黄化して早期に枯れ上がる。

予防 密植を避けて風通しを確保し、窒素過多にしない。被害葉は残さず処分し、越冬源となる残株やロゼット葉を片付ける。

対処 初期の被害葉は摘み取って処分する。発生初期に登録のある殺菌剤を散布し、まん延前に抑えるのが有効である。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Aecidium minoense、Aecidium quintum、Arthuriomyces peckianus ほか90

根腐病

病気一般的な内容

症状 細根が褐色〜黒褐色に腐り、株の生育が止まって下葉から黄化する。日中に萎れやすくなり、進行すると株ごと枯死する。

予防 排水性の良い用土と高畝を用い、灌水は表土が乾いてから行う。受け皿に水を溜めず、鉢の連用時は用土を更新する。

対処 発病株は抜き取り、周囲の過湿を解消する。軽症なら灌水を控えて根の回復を待ち、必要に応じ登録のある薬剤を灌注する。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Aphanomyces cladogamus、Aphanomyces cochlioides、Cylindrocladium floridanum ほか47

灰色かび病

病気一般的な内容

症状 花や果実、葉に水浸状の褐色病斑ができ、表面に灰色のふわふわしたかびを密生する。果実は軟腐して落果し、収穫後も貯蔵中に腐敗が進む。

予防 咲き終わった花弁や枯れ葉をこまめに取り除き、湿気のこもらない株間を保つ。雨よけと換気で結露を減らすと効果が高い。

対処 発病部位は胞子を飛ばさないよう静かに袋へ入れて処分する。多湿期には登録のある殺菌剤を予防散布し、耐性菌回避のため系統を替える。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Botryotinia fuckeliana、Botrytis cinerea、Botrytis galanthina ほか2

斑点病

病気一般的な内容

症状 下葉から褐色〜灰白色の小さな円形病斑が現れ、中央が灰色になって黒い小粒点を伴う。病斑が増えると葉が黄化して早期に落葉する。

予防 被害残さを畑に残さず処分し、種子伝染を避けるため健全な種子を用いる。泥はねを防ぎ、連作を避けて風通しを確保する。

対処 発病葉は摘除して持ち出す。多雨期には登録のある殺菌剤を予防的に散布し、下葉から順に薬液がかかるようにする。

病原・原因(この病名で報告のあるもの): Acroconidiella tropaeoli、Alternaria azukiae、Alternaria dianthi ほか80

カランコエの病害虫と障害を詳しく見る

記録されている病名(1

農研機構の日本植物病名データベースに、この作物で報告のある病名です。症状の記述はこれからです。

萎凋細菌病

よくあるトラブル

花が咲かない

夜間の光です。暗い場所に置くか、秋から夜間に覆います。

根元が腐る

過湿です。乾燥気味に管理します。

ひょろひょろ伸びる

日照不足です。日なたに移します。

品種一覧(10

Gadenin の作物マスタに登録されているカランコエの品種です。アプリで Plant を登録するときに候補として出てきます。

3

1

1

その他5

カランコエの動画ランキング

カランコエを扱う園芸 YouTube を、再生数の伸びで毎日集計しています。育て方を動画で確かめたいときに。

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この作物でよく出る用語

本文に出てくる言葉の意味は、園芸用語集で短く説明しています。

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Gadenin でカランコエを記録すると

作物名に「カランコエ」と打つだけで品種候補が出ます。定植日を入れれば経過日数が自動で表示され、写真とメモを積み重ねるだけで栽培ヒストリーができあがります。

ベランダの一鉢でも、市民農園でも、出荷用の圃場でも使い方は同じです。株数や品種を分けて管理できるので、家庭菜園・園芸の記録としても、農作業の記録としてもそのまま使えます。

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