基本情報
- 系統・区分
- 緑肉・雌木
- 熟期
- 11 月
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
雌木。雄木の花粉が必要、100g前後の緑肉で貯蔵性高い標準品種。かいよう病など防除前提。
概要説明
世界のキウイ流通の大半を占める緑肉の標準品種がヘイワードです。1920 年代にニュージーランドで選抜され、日本でも 1960 年代以降の導入期からずっと主力であり続けています。果実は 100〜150 グラムの俵型で、果肉は鮮やかな緑、糖度は 13〜15 度で酸味がしっかりあり、追熟すると甘酸のバランスがよくなります。最大の長所は貯蔵性で、収穫後に冷蔵すれば数か月持ちます。樹勢は強く、つるは 1 年で数メートル伸びるので、棚仕立てと冬の強めの剪定が前提です。雌木なので雄木が必要で、開花が 5 月中旬〜下旬と遅めなため、遅咲きのトムリやマツアを合わせます。収穫は 11 月で、霜が降りる前に採って追熟させます。庭植えなら日当たりと排水を確保し、かいよう病が出やすい地域では春先の銅剤散布など予防を欠かさないでください。
ヘイワードの特徴
- 果重 100〜150 グラムの俵型で緑肉
- 糖度 13〜15 度で酸味がはっきりある
- 収穫後の貯蔵性が高く冷蔵で数か月持つ
- 開花は 5 月中〜下旬と遅めで雄木はトムリかマツア
- 樹勢が強く棚仕立てと冬剪定が前提
- 収穫は 11 月で追熟してから食べる
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 追熟後にジャムやスムージー
- 長期保存して冬に食べる
- 庭植えの棚仕立て向き
キウイの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはキウイの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- キウイの植え付け — キウイは雌株と雄株が別々の木です。二本で一組と考えて、棚を置ける場所に植えます。
- キウイの剪定と棚づくり — キウイは剪定しないと棚がつるの塊になり実がつきません。冬の整理と夏の摘心を組み合わせます。
- キウイの受粉と摘果 — 実の大きさは受粉で決まります。五月の開花に合わせて雄花を摘み、雌花へ花粉を付ける手順です。
- キウイの月別の作業 — 冬の剪定、五月の受粉、夏の摘心、十一月の収穫。関東の露地を基準に一年の流れを表にします。
- キウイの病害虫と障害 — 病気は少ない果樹ですが、かいよう病と果実軟腐病、カイガラムシには注意が要ります。症状から見分けます。
- キウイの収穫と追熟 — キウイは木では軟らかくなりません。収穫の見極めと、リンゴのエチレンを使った追熟、保存の方法です。
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