基本情報
- 系統・区分
- 緑肉・雌木
- 熟期
- 11 月上旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
雌木。雄木が必要、香川県系の大果緑肉。糖度高めで、かいよう病対策が重要。
概要説明
香川県の農業試験場がヘイワードの実生から選抜し、1987 年に品種登録した緑肉の大果種が香緑 (こうりょく) です。果実は 100 グラム前後の長めの俵型で、果肉は濃い緑、糖度は 16〜18 度とヘイワードより明らかに甘く、酸味も残るので味の濃さで人気があります。樹勢は中程度で、家庭の棚でも扱いやすい部類です。雌木で開花は 5 月中旬、雄木はトムリを合わせるのが定番。収穫は 11 月上旬で、収穫後に追熟させて食べます。貯蔵性はヘイワードよりやや劣り、日持ちは 2 か月程度と考えてください。かいよう病には弱い方なので、雨の多い地域では春先の予防散布と、傷口を作らない丁寧な剪定を心がけます。着果が多いと小玉になるので、1 結果枝に 3〜4 果を目安に摘果すると味が安定します。
香緑の特徴
- ヘイワード実生から香川県が育成
- 糖度 16〜18 度で緑肉の中では甘さが際立つ
- 果重 100 グラム前後の長い俵型
- 雄木はトムリ、開花は 5 月中旬
- 貯蔵は 2 か月程度でヘイワードより短い
- かいよう病に弱めで予防散布が要る
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 甘さを生かした果物盛り
- ジュース
- 庭植えの棚仕立て向き
キウイの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはキウイの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- キウイの植え付け — キウイは雌株と雄株が別々の木です。二本で一組と考えて、棚を置ける場所に植えます。
- キウイの剪定と棚づくり — キウイは剪定しないと棚がつるの塊になり実がつきません。冬の整理と夏の摘心を組み合わせます。
- キウイの受粉と摘果 — 実の大きさは受粉で決まります。五月の開花に合わせて雄花を摘み、雌花へ花粉を付ける手順です。
- キウイの月別の作業 — 冬の剪定、五月の受粉、夏の摘心、十一月の収穫。関東の露地を基準に一年の流れを表にします。
- キウイの病害虫と障害 — 病気は少ない果樹ですが、かいよう病と果実軟腐病、カイガラムシには注意が要ります。症状から見分けます。
- キウイの収穫と追熟 — キウイは木では軟らかくなりません。収穫の見極めと、リンゴのエチレンを使った追熟、保存の方法です。
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