基本情報
- 系統・区分
- 黄玉ねぎ・固定種/北海道在来
- 種類
- 固定種
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
北海道の在来系黄玉ねぎ。香りと甘みがあるが病害・貯蔵管理に注意。
概要説明
明治時代に北海道の札幌で栽培が始まり、日本の玉ねぎ栽培の発祥とされる在来の固定種が札幌黄です。アメリカから導入された品種を札幌で選抜したもので、一時は北海道の主力でしたが、貯蔵性やそろいに優れる一代交配品種に押されて生産が激減し、現在は「幻の玉ねぎ」として少数の農家が守っています。球はやや扁平な豊円形で1球250〜300グラム、肉質は柔らかく水分が多めで、加熱すると甘味が強く出てとろけるような食感になります。反面、皮が薄く腐敗しやすく、貯蔵は年内が限界で、病気にも弱いため管理に手間がかかります。北海道では春まき、本州では秋まきで作れますが、自家採種を前提とした固定種なので種の入手先が限られます。手間をかけても味を求める人向けの品種です。
札幌黄の特徴
- 北海道在来の固定種で日本の玉ねぎ栽培の発祥
- 加熱で甘味が強く出てとろける肉質
- 1球250〜300グラムのやや扁平な豊円形
- 皮が薄く貯蔵は年内が限界
- 病気に弱く管理に手間がかかる
- 流通量が少なく種の入手先が限られる
向いている使い方
- 炒め物やスープで甘さを活かす
- オニオングラタン
- 在来種を守る自家採種栽培
玉ねぎの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは玉ねぎの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 玉ねぎの種まき・育苗 — 適期は前後数日しかありません。まいた日と苗の太さで、その年の出来がほぼ決まります。
- 玉ねぎの苗の植え付け — 深さ二センチ、株間十二センチ。植える深さと畝の水はけで、冬を越せる株数が決まります。
- 玉ねぎの冬の管理 — 冬は生育が止まって見えても根は動いています。浮き上がりの手直しと追肥の期限が要点です。
- 玉ねぎの月別の作業 — 種まきから収穫まで約九か月。その月にやるべきことと、見ておくべき点を月ごとにまとめます。
- 玉ねぎの病害虫と障害 — 起きてから慌てず、いつ何を警戒するかを先に決めておくための一年ぶんの見取り図です。
- 玉ねぎの収穫と保存 — 倒伏が八割になった晴天の日に抜き、しっかり乾かす。この二つで貯蔵期間が数か月変わります。
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