基本情報
- 系統・区分
- 次点・栗/早生
- 熟期
- 9 月上旬〜中旬
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
他家受粉で受粉樹必須。早生で中果、収穫期が早い。ぽろたん等との混植設計に注意。
概要説明
丹沢 (たんざわ) は乙宗と大正早生の交配から 1959 年に命名された早生の代表品種で、筑波と並んで全国で作られています。収穫は 9 月上旬〜中旬と栗の中で最も早い部類で、シーズンの先駆けとして流通します。果実は 20〜25 グラムで、果皮は赤褐色、果肉は淡い黄色の粉質で、甘みは筑波よりやや控えめ、ほくほくした食感が持ち味です。樹勢は強く、若木から実付きがよいので家庭でも早く収穫できます。自家不和合性のため、筑波や銀寄など別品種を受粉樹に植えます。丹沢は花粉が多く、他品種の受粉樹としても優れています。早生ゆえに貯蔵性はやや劣り、収穫後は早めに食べるか冷蔵します。イガが割れたら早めに拾い、クリシギゾウムシの幼虫が出る前に水に沈めるか冷蔵するのが基本です。
丹沢の特徴
- 乙宗と大正早生の交配で 1959 年命名の早生代表
- 収穫は 9 月上旬〜中旬で最も早い部類
- 果重 20〜25 グラムで粉質、甘みは控えめ
- 若木から実付きがよい
- 花粉が多く受粉樹としても優秀
- 貯蔵性はやや劣り早めに食べる
向いている使い方
- 茹で栗や焼き栗
- 栗ご飯や炊き込みご飯
- 筑波の受粉樹
- 早生の家庭果樹
栗の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは栗の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 栗の植え付け — 栗は一本では実がなりません。開花期の合う二品種を選び、大きく育つ前提で場所を決めるところから始めます。
- 栗の剪定と仕立て — 栗の花は前年の枝の先に付きます。切り方を間違えると実がゼロになるので、切る枝と残す枝の見分け方から説明します。
- 栗の受粉と結実 — 栗の花は独特の匂いのする雄花が目立ちますが、実になるのは根元の小さな雌花です。受粉の仕組みと実を確実に付けるこつを説明します。
- 栗の月別の作業 — 栗は冬に切って、夏に整えて、秋に拾う果樹です。月ごとにやることと、木の姿から判断する目安をまとめます。
- 栗の病害虫と対策 — 栗で困るのは実に入る虫と芽に付く虫です。それぞれ見つかる時期と場所が違うので、いつ何を見ればよいかから整理します。
- 栗の収穫と保存 — 栗は木から採らず、自然に落ちたものを拾います。拾う時期、虫を止める処理、甘みを増やす冷蔵の方法を説明します。
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