基本情報
- 系統・区分
- 次点・栗/大果晩生
- 熟期
- 10 月中旬〜下旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
他家受粉。大果で晩生、食味良好。ぽろたん受粉樹候補。
概要説明
岸根 (がんね) は山口県岩国市の在来種で、鎌倉時代からの伝承を持つ古い品種です。筑波や石鎚の親でもあり、日本栗の育種に大きく貢献しました。果実は 30 グラム前後の大粒で、果皮は褐色、果肉は黄色で粉質、甘みは貯蔵すると増します。晩生で収穫は 10 月中旬〜下旬と栗の中で最も遅い部類で、貯蔵性が非常に高く、冷蔵で年末まで持ちます。樹勢は強く大木になりやすいので、庭では剪定で高さを抑えます。実付きは若木のうちはやや遅く、成り始めると安定します。自家不和合性のため、筑波や丹沢など開花期の合う受粉樹を植えます。晩生で収穫が遅いぶん、秋の長雨や台風の影響を受けやすいので、イガが落ちたら早めに拾います。岩国では岸根栗としてブランド化されており、渋皮煮や栗きんとんの材料として珍重されています。
岸根の特徴
- 山口県岩国市の在来で筑波や石鎚の親
- 果重 30 グラム前後の大粒
- 晩生で収穫は 10 月中旬〜下旬
- 貯蔵性が非常に高く冷蔵で年末まで持つ
- 樹勢が強く大木になりやすい
- 自家不和合性で受粉樹が要る
向いている使い方
- 渋皮煮や甘露煮
- 栗きんとん
- 貯蔵して冬に食べる
- 在来の名品を庭で育てる
栗の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは栗の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 栗の植え付け — 栗は一本では実がなりません。開花期の合う二品種を選び、大きく育つ前提で場所を決めるところから始めます。
- 栗の剪定と仕立て — 栗の花は前年の枝の先に付きます。切り方を間違えると実がゼロになるので、切る枝と残す枝の見分け方から説明します。
- 栗の受粉と結実 — 栗の花は独特の匂いのする雄花が目立ちますが、実になるのは根元の小さな雌花です。受粉の仕組みと実を確実に付けるこつを説明します。
- 栗の月別の作業 — 栗は冬に切って、夏に整えて、秋に拾う果樹です。月ごとにやることと、木の姿から判断する目安をまとめます。
- 栗の病害虫と対策 — 栗で困るのは実に入る虫と芽に付く虫です。それぞれ見つかる時期と場所が違うので、いつ何を見ればよいかから整理します。
- 栗の収穫と保存 — 栗は木から採らず、自然に落ちたものを拾います。拾う時期、虫を止める処理、甘みを増やす冷蔵の方法を説明します。
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この品種を記録すると
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