基本情報
- 系統・区分
- 完全甘柿
- 熟期
- 10 月中旬〜下旬
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
次郎系の早生。受粉樹があると結実安定、中〜大果で硬め食感。病害防除前提。
概要説明
前川次郎は愛知県の前川氏の園で次郎の枝変わりとして見つかり、1960 年代から普及した完全甘柿です。次郎より 10 日ほど早く 10 月中旬から下旬に色づき、果重は 220〜280 グラム、次郎と同じ四角い扁平形で側面に溝が入ります。果肉は硬めでさくさくした歯ごたえ、糖度は 16〜17 度で、次郎譲りの甘さ。次郎に比べて果面の凹凸が少なく、形がそろいやすいことから、愛知県を中心に次郎に代わって栽培が広がりました。樹勢は中程度で庭でも扱いやすく、受粉樹がなくても結実しますが、あると落果が減ります。次郎と同様に果頂部の裂果が出やすいので、水はけをよくし、乾湿の変化を避けます。若木は生理落果が多いため、実が安定するまで 4〜5 年待ちます。次郎を少し早く、形よく穫りたい人向きの品種です。
前川次郎の特徴
- 次郎の枝変わり、1960 年代から普及
- 次郎より 10 日ほど早い 10 月中〜下旬
- 果重 220〜280 グラム、糖度 16〜17 度
- 果面の凹凸が少なく形がそろう
- 硬めでさくさくした歯ごたえ
- 果頂部の裂果に注意
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 庭植え向き
- 早出しの甘柿
柿の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは柿の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 柿の苗選びと植え付け — 柿は品種で甘さと収穫時期が決まり、一度植えると数十年付き合う木です。苗の選び方と根を傷めない植え付けをまとめます。
- 柿の剪定と摘果 — 柿は枝先に花芽が付くので、先を切り詰めると実がなりません。冬の剪定と夏の摘果で、毎年安定して収穫する方法をまとめます。
- 柿の水やりと肥料 — 柿は地植えなら水やりはほとんど不要ですが、夏の乾燥は落果の原因になります。肥料は時期を守れば年三回で足ります。
- 柿の月別の作業 — 柿の一年は冬の剪定と施肥に始まり、夏の摘果を経て秋に収穫します。月ごとの作業と目安を表にまとめます。
- 柿の病害虫と障害 — 柿の落果と実の傷みは、虫と病気で原因が違います。へたを見る習慣と冬の片付けで、薬に頼らず減らす方法をまとめます。
- 柿の収穫と保存 — 柿はへたの周りまで色づいてから収穫します。甘柿はそのまま、渋柿は渋抜きか干し柿にする方法と保存のコツをまとめます。
「前川次郎」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「柿」、品種に「前川次郎」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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