基本情報
- 系統・区分
- 渋柿・脱渋向け
- 熟期
- 11月中旬〜12月上旬
- 育てやすさ
- ★★★★☆(5 段階で 4)
晩生の大果渋柿。脱渋/加工向き、貯蔵性あり。病害防除前提。
概要説明
愛宕 (あたご) は愛媛県を中心に栽培される完全渋柿で、縦長の釣鐘形をした晩生の大果品種です。果重は 250〜300 グラム、果皮は橙色で、11 月中旬から 12 月上旬と柿の中でもっとも遅く熟します。脱渋後の果肉は緻密で柔らかく、糖度は 15〜16 度。干し柿にすると大きくて見栄えのする仕上がりになり、愛媛県では愛宕柿の名で年末年始向けに出荷されています。樹勢は強く、受粉樹がなくても結実します。耐寒性は甘柿より強いものの、熟期が遅いため霜の早い地域では熟しきらないことがあり、暖地から中間地向き。日持ちは渋柿の中でもよい部類で、脱渋後も比較的長く持ちます。若木の生理落果は少なめ。年末に自家製の干し柿や脱渋柿を食べたい人向きの晩生品種です。
愛宕の特徴
- 愛媛県中心の完全渋柿
- 縦長の釣鐘形で 250〜300 グラム
- 11 月中旬〜12 月上旬の最晩生
- 脱渋後は糖度 15〜16 度
- 日持ちが渋柿の中ではよい
- 霜の早い地域では熟しきらない
向いている使い方
- 脱渋して生のまま食べる
- 大きな干し柿加工
- 暖地〜中間地の庭植え
柿の育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめは柿の育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- 柿の苗選びと植え付け — 柿は品種で甘さと収穫時期が決まり、一度植えると数十年付き合う木です。苗の選び方と根を傷めない植え付けをまとめます。
- 柿の剪定と摘果 — 柿は枝先に花芽が付くので、先を切り詰めると実がなりません。冬の剪定と夏の摘果で、毎年安定して収穫する方法をまとめます。
- 柿の水やりと肥料 — 柿は地植えなら水やりはほとんど不要ですが、夏の乾燥は落果の原因になります。肥料は時期を守れば年三回で足ります。
- 柿の月別の作業 — 柿の一年は冬の剪定と施肥に始まり、夏の摘果を経て秋に収穫します。月ごとの作業と目安を表にまとめます。
- 柿の病害虫と障害 — 柿の落果と実の傷みは、虫と病気で原因が違います。へたを見る習慣と冬の片付けで、薬に頼らず減らす方法をまとめます。
- 柿の収穫と保存 — 柿はへたの周りまで色づいてから収穫します。甘柿はそのまま、渋柿は渋抜きか干し柿にする方法と保存のコツをまとめます。
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この品種を記録すると
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