基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・びわ/中生定番
- 熟期
- 5 月下旬〜6 月上旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家結実性あり。中果で食味良好、暖地向き。寒害・開花期の低温に注意。
概要説明
西日本のびわ栽培の中心にある品種が茂木 (もぎ) です。江戸時代末期に長崎の茂木地区で中国から持ち込まれた種をまいて生まれたとされ、長崎県を中心に九州から瀬戸内で最も多く作られています。果実は 40〜50 グラムの卵形で、果皮は橙黄色、果肉は橙色で柔らかく、糖度は 12〜13 度、酸味が少ないので素直な甘さがあります。中生で収穫は 5 月下旬〜6 月上旬。びわは自家結実性が高く、1 本で実が成ります。開花は 11〜12 月の冬で、幼果が氷点下 3 度前後で凍害を受けるため、冬に冷え込む地域では実が付かないことがあり、暖地向きの品種です。樹勢は強く大きくなるので、庭では収穫しやすい高さに剪定します。実を大きくするには 1 房 3〜4 果に摘果して袋をかけます。日持ちは短く、収穫後は 2〜3 日で食べきります。
茂木の特徴
- 長崎県茂木地区で生まれた西日本の主力品種
- 果重 40〜50 グラムで糖度 12〜13 度、酸味が少ない
- 中生で収穫は 5 月下旬〜6 月上旬
- 自家結実性が高く 1 本で実が成る
- 冬の幼果が凍害を受けやすく暖地向き
- 1 房 3〜4 果に摘果して袋かけをする
向いている使い方
- 生のまま食べる
- コンポートやゼリー
- 暖地の庭植え
びわの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはびわの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- びわの苗選びと植え付け — びわは寒さで根が傷みやすい常緑果樹です。春の植え付けと苗の見極めで最初の一年を乗り切ります。
- びわの剪定と低く仕立てる — びわは秋に花芽が動く常緑樹です。九月の軽い剪定と三月の間引きで高さを抑えながら実を確保します。
- びわの水やりと肥料 — びわは乾燥に強い反面、開花と実の肥大期の水切れで収穫が激減します。肥料は控えめに年三回が目安です。
- びわの月別の作業 — びわは十一月に咲き六月に収穫する変わった暦の果樹です。花房の整理と防寒、袋かけの時期を月ごとに整理します。
- びわの病害虫と障害 — びわで多いのは枝のがんしゅ病、実の寒害、鳥の食害の三つです。症状の見分け方と手当てをまとめます。
- びわの収穫と保存 — びわは追熟しない果物で、木で完熟させて採るのが基本です。採り頃の見分けと、日持ちしない実の保存法をまとめます。
「茂木」の苗木を買う
びわ 苗木 【茂木びわ】 1年生接木苗 【予約販売】10~11月頃入荷予定
¥2,918
他のお店でも探す「びわ 茂木 苗木」
この品種を記録すると
アプリで作物に「びわ」、品種に「茂木」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
iPhone 対応(Android 版は準備中)。無料で使えます。