基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・びわ/無核系
- 熟期
- 6 月上旬〜中旬
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
無核果を狙うタイプ。自家結実性の扱いは要確認。種がなく食べやすいが栽培・流通情報は要確認。
概要説明
麗月 (れいげつ) は種なしびわとして育成された無核系の品種で、通常のびわで果実の 3 割ほどを占める大きな種がなく、可食部が多いのが最大の特徴です。果実は 50〜60 グラムで、果皮は淡い橙色、果肉は柔らかく、糖度は 12 度前後で酸味は少なめ。収穫は 6 月上旬〜中旬です。種なしにするにはジベレリン処理が必要で、開花期と幼果期に決まった濃度で散布します。処理をしないと実が肥大せず落ちてしまうため、家庭で作るには手順を守る手間がかかります。自家結実性の問題ではなく、種ができない体質のため受粉樹は不要です。樹勢は中程度で、庭でも扱いやすい大きさ。冬の幼果の凍害への弱さは他のびわと同じで、暖地向きです。処理の手間を受け入れれば、種を気にせず丸ごと食べられるびわが家庭で穫れます。
麗月の特徴
- 種のない無核系のびわ
- 果重 50〜60 グラムで可食部が多い
- 収穫は 6 月上旬〜中旬
- ジベレリン処理をしないと肥大しない
- 受粉樹は不要で 1 本で育てられる
- 冬の凍害に弱く暖地向き
向いている使い方
- 種を気にせず生のまま食べる
- コンポートやゼリー
- 手間をかけて楽しむ家庭果樹
びわの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはびわの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- びわの苗選びと植え付け — びわは寒さで根が傷みやすい常緑果樹です。春の植え付けと苗の見極めで最初の一年を乗り切ります。
- びわの剪定と低く仕立てる — びわは秋に花芽が動く常緑樹です。九月の軽い剪定と三月の間引きで高さを抑えながら実を確保します。
- びわの水やりと肥料 — びわは乾燥に強い反面、開花と実の肥大期の水切れで収穫が激減します。肥料は控えめに年三回が目安です。
- びわの月別の作業 — びわは十一月に咲き六月に収穫する変わった暦の果樹です。花房の整理と防寒、袋かけの時期を月ごとに整理します。
- びわの病害虫と障害 — びわで多いのは枝のがんしゅ病、実の寒害、鳥の食害の三つです。症状の見分け方と手当てをまとめます。
- びわの収穫と保存 — びわは追熟しない果物で、木で完熟させて採るのが基本です。採り頃の見分けと、日持ちしない実の保存法をまとめます。
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この品種を記録すると
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