基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・びわ/無核系
- 熟期
- 6 月上旬〜中旬
- 育てやすさ
- ★★☆☆☆(5 段階で 2)
無核系候補。種なしで食べやすいが、栽培特性・苗流通は要確認。
概要説明
希房 (きぼう) は千葉県が育成し、2006 年に品種登録した世界初の種なしびわです。田中を親とする三倍体で、種ができないため果肉の割合が高く、丸ごと食べられます。果実は 50〜60 グラムで、果皮は橙黄色、果肉は柔らかく、糖度は 12 度前後で酸味は穏やかです。収穫は 6 月上旬〜中旬。種なしで肥大させるにはジベレリン処理が必要で、開花期と幼果期の 2 回、決まった濃度で散布します。処理を省くと実が落ちるので、家庭で作るには手順を守る必要があります。受粉樹は不要です。樹勢は中程度で、庭でも扱いやすい大きさ。千葉の品種なので耐寒性は茂木よりあり、関東の温暖な地域なら育てられますが、冬の幼果の凍害には注意します。手間をかけた分、種なしのびわを家庭で味わえる珍しい品種です。
希房の特徴
- 千葉県育成で 2006 年登録の世界初の種なしびわ
- 田中を親とする三倍体で種ができない
- 果重 50〜60 グラムで糖度 12 度前後
- 収穫は 6 月上旬〜中旬
- ジベレリン処理が 2 回必要
- 耐寒性は茂木よりあり関東の温暖地で育つ
向いている使い方
- 種を気にせず生のまま食べる
- コンポートやゼリー
- 関東の温暖地の庭植え
びわの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはびわの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- びわの苗選びと植え付け — びわは寒さで根が傷みやすい常緑果樹です。春の植え付けと苗の見極めで最初の一年を乗り切ります。
- びわの剪定と低く仕立てる — びわは秋に花芽が動く常緑樹です。九月の軽い剪定と三月の間引きで高さを抑えながら実を確保します。
- びわの水やりと肥料 — びわは乾燥に強い反面、開花と実の肥大期の水切れで収穫が激減します。肥料は控えめに年三回が目安です。
- びわの月別の作業 — びわは十一月に咲き六月に収穫する変わった暦の果樹です。花房の整理と防寒、袋かけの時期を月ごとに整理します。
- びわの病害虫と障害 — びわで多いのは枝のがんしゅ病、実の寒害、鳥の食害の三つです。症状の見分け方と手当てをまとめます。
- びわの収穫と保存 — びわは追熟しない果物で、木で完熟させて採るのが基本です。採り頃の見分けと、日持ちしない実の保存法をまとめます。
「希房」の苗木を買う
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この品種を記録すると
アプリで作物に「びわ」、品種に「希房」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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