基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・びわ/大果良食味
- 熟期
- 5 月下旬〜6 月上旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家結実性あり。茂木より大果でやや早く成熟、果肉軟らかく高糖度。
概要説明
なつたよりは長崎県が長崎早生と福原早生を交配して育成し、2009 年に品種登録した大果で食味のよい品種です。果実は 70 グラム前後と茂木の 1.5 倍ほどあり、果皮は橙色、果肉は柔らかく多汁で、糖度は 13 度前後と高く酸味は少なめ、甘さと香りのバランスがよいと評価されています。収穫は 5 月下旬〜6 月上旬で茂木とほぼ同時期。自家結実性が高く 1 本で実が成ります。樹勢は中程度で、茂木より扱いやすい大きさです。大果を穫るには 1 房 2〜3 果に摘果し、果皮が傷つきやすいので袋かけは必ず行います。冬の幼果の凍害には茂木と同程度に弱いので、暖地向きです。日持ちは短く、収穫後は早めに食べます。長崎県の新しい主力として広がっている品種で、家庭でも大きくて甘いびわを穫りたいときの候補です。
なつたよりの特徴
- 長崎県育成で 2009 年登録、長崎早生と福原早生の交配
- 果重 70 グラム前後の大果で糖度 13 度前後
- 収穫は 5 月下旬〜6 月上旬
- 自家結実性が高く 1 本で実が成る
- 果皮が傷つきやすく袋かけが必須
- 冬の凍害に弱く暖地向き
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 大果を生かした贈答
- 暖地の庭植え
びわの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはびわの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- びわの苗選びと植え付け — びわは寒さで根が傷みやすい常緑果樹です。春の植え付けと苗の見極めで最初の一年を乗り切ります。
- びわの剪定と低く仕立てる — びわは秋に花芽が動く常緑樹です。九月の軽い剪定と三月の間引きで高さを抑えながら実を確保します。
- びわの水やりと肥料 — びわは乾燥に強い反面、開花と実の肥大期の水切れで収穫が激減します。肥料は控えめに年三回が目安です。
- びわの月別の作業 — びわは十一月に咲き六月に収穫する変わった暦の果樹です。花房の整理と防寒、袋かけの時期を月ごとに整理します。
- びわの病害虫と障害 — びわで多いのは枝のがんしゅ病、実の寒害、鳥の食害の三つです。症状の見分け方と手当てをまとめます。
- びわの収穫と保存 — びわは追熟しない果物で、木で完熟させて採るのが基本です。採り頃の見分けと、日持ちしない実の保存法をまとめます。
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この品種を記録すると
アプリで作物に「びわ」、品種に「なつたより」と入れて記録を始めると、定植日からの経過日数と、写真・作業のメモが品種ごとに積み上がります。同じ品種を育てた去年の自分と見比べられるのが、品種を分けて記録するいちばんの利点です。
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