基本情報
- 系統・区分
- 優先度高め・びわ/大果
- 熟期
- 5 月中旬〜下旬
- 育てやすさ
- ★★★☆☆(5 段階で 3)
自家結実性あり。大果で贈答向き。摘果と袋掛けが重要、寒害に注意。
概要説明
クイーン長崎は長崎県で見つかった大果品種で、登録名は福原早生といい、クイーン長崎の名で流通しています。果実は 80〜100 グラムとびわの中では最大級で、果皮は橙色、果肉は橙色で締まりがあり、糖度は 11〜12 度、酸味がやや強めなので甘酸っぱい味わいです。早生で収穫は 5 月中旬〜下旬。自家結実性が高く 1 本で実が成ります。樹勢は強く、大きくなりやすいので庭では剪定で高さを抑えます。大果を穫るには 1 房 1〜2 果まで摘果し、袋をかけて果皮を守ります。冬の幼果の凍害には弱いので暖地向きです。日持ちは茂木よりよく、収穫後 4〜5 日は持ちます。酸味があるぶん、完熟してから穫ると甘みとのバランスがよくなります。なつたよりの親でもあり、大きさを最優先するなら候補になる品種です。
クイーン長崎の特徴
- 登録名は福原早生で長崎県で見つかった大果種
- 果重 80〜100 グラムでびわ最大級
- 早生で収穫は 5 月中旬〜下旬
- 酸味がやや強めで完熟させてから穫る
- 自家結実性が高く 1 本で実が成る
- 1 房 1〜2 果に摘果して袋かけをする
向いている使い方
- 生のまま食べる
- 大果を生かした贈答
- ジャムやコンポート
びわの育て方を項目ごとに読む
栽培カレンダー・作業のタイミング・病害虫は品種に関わらず共通です。まとめはびわの育て方に、項目ごとの解説は次のページにあります。
- びわの苗選びと植え付け — びわは寒さで根が傷みやすい常緑果樹です。春の植え付けと苗の見極めで最初の一年を乗り切ります。
- びわの剪定と低く仕立てる — びわは秋に花芽が動く常緑樹です。九月の軽い剪定と三月の間引きで高さを抑えながら実を確保します。
- びわの水やりと肥料 — びわは乾燥に強い反面、開花と実の肥大期の水切れで収穫が激減します。肥料は控えめに年三回が目安です。
- びわの月別の作業 — びわは十一月に咲き六月に収穫する変わった暦の果樹です。花房の整理と防寒、袋かけの時期を月ごとに整理します。
- びわの病害虫と障害 — びわで多いのは枝のがんしゅ病、実の寒害、鳥の食害の三つです。症状の見分け方と手当てをまとめます。
- びわの収穫と保存 — びわは追熟しない果物で、木で完熟させて採るのが基本です。採り頃の見分けと、日持ちしない実の保存法をまとめます。
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